「ハリウッドスマイル」治療を求めた患者に深刻な被害をもたらした歯科医、登録抹消へ

「ハリウッドスマイル」治療患者への深刻な危害で歯科医の登録抹消処分

ある歯科医が、「ハリウッドスマイル」治療を求めた患者に対し、失敗したクラウンとブリッジ、不適切に修復された歯、不適合な修復物による歯肉炎、残存歯根、破折歯根、根尖病変、骨量減少といった深刻な問題を引き起こし、その登録が抹消されました。

専門行為委員会の調査結果

General Dental Council (GDC) の専門行為委員会は、当該歯科医が2020年8月から2023年8月の間に不適切な標準のケアを提供したと認定しました。これには以下の不備が含まれます。

  • 治療前検査
  • 治療計画
  • X線撮影の実践
  • リスクに関する説明
  • 追加治療の必要性の診断

また、歯科医は治療とケアの質の低さインフォームドコンセントの不取得、GDCの調査への非協力(補償および雇用情報の不十分な提出)も指摘されました。患者の証言によれば、オーバーレイではなくフルクラウンを受けることを知らされず、治療のリスクについても情報提供がなかったとのことです。委員会は、患者に実際に継続的な深刻な危害が与えられたと判断しました。

歯科医の態度とその他の違反

当該歯科医は聴聞会に出席せず、代理人も立てませんでしたが、聴聞会の数日前を含め、複数回にわたり登録抹消を要請していました。委員会は、この歯科医が診療所の院長兼登録管理者でありながら、無登録で登録抹消された元歯科医が診療所で歯科診療を行うことを知りながら許可し、その歯科医の名前で診療記録や治療計画が署名されていたことを認定しました。

GDCの専門家証人は、歯科医の行為が「登録された歯科医に期待される水準をはるかに下回る」と述べました。委員会は、歯科医に洞察力、後悔、改善の証拠が全くないと判断し、再犯のリスクが高いこと、そしてその行為が「態度上の問題」を示唆していると指摘しました。

処分の決定

委員会は、条件付き処置では公衆を保護できず、公衆の利益も満たされない(歯科医が遵守する可能性が低いため)としました。また、停職処分も、その期間が歯科医の行動を変えるという証拠がないため不十分であると判断しました。

結果として、登録抹消(erasure)が唯一適切かつ均衡の取れた処分であると決定されました。さらに、控訴期間をカバーするために即時停職命令も発令されました。

元記事:Dentist erased after ‘Hollywood smile’ patient harmed