ワシントン州で鳥インフルエンザの予備的な症例が確認、米国では9ヶ月ぶり

ワシントン州で鳥インフルエンザの予備的な症例が確認、米国では9ヶ月ぶり

ワシントン州で鳥インフルエンザのヒト感染例を確認、米国で9ヶ月ぶり

ワシントン州の保健当局は、確認検査待ちながら、米国で2月以来となる鳥インフルエンザのヒト感染例を特定したと発表しました。

感染者の詳細と症状

感染が確認されたのは、ワシントン州グレイズハーバー郡の住民です。ワシントン州保健局によると、この患者は基礎疾患を持つ高齢者であり、11月初旬に高熱、錯乱、呼吸困難を発症し、入院しました。現在も治療が続けられています。保健当局は、野鳥や家禽との接触を含む感染源の調査を継続しています。

世界および過去の感染状況

米国疾病対策センター(CDC)によると、今年8月4日までに世界中で確認された鳥インフルエンザのヒト感染例は26例で、そのうち23例は米国以外で発生し、11人が死亡しています。米国では9ヶ月間新たなヒト感染例がなかったため、ウイルス追跡の専門家を困惑させていました。

2024年から2025年初頭にかけては、米国で70人の感染が報告されており、その大半は酪農場や養鶏場の作業員でした。このうち1人が死亡しましたが、ほとんどの感染者は軽症でした。

動物における感染状況と公衆へのリスク

米国では数ヶ月間ヒトへの感染は報告されていませんでしたが、家禽や家畜では鳥インフルエンザの発生が続いています。過去1ヶ月で、米国の約70の家禽群(商業用または裏庭飼育)で鳥インフルエンザ感染が確認され、170万羽以上の鳥が影響を受けました。家畜での最後の確認は、約1ヶ月前にアイダホ州の乳牛で報告されています。

CDCは、一般市民へのリスクは低いと評価していますが、牛や家禽の作業員、あるいは野鳥と接触する人々にはリスクが高いとしています。

元記事:Preliminary case of bird flu in Washington state would be U.S.'s first in 9 months