Biolinq ShineがFDA承認:針不要の連続血糖測定器が登場
ウェアラブル技術開発企業Biolinqは、針を使わずに皮膚直下でグルコースレベルを連続測定できるバイオセンサー「Biolinq Shine」のFDA承認を獲得しました。このコインサイズのデバイスは、以下の特徴を持つ初の製品とされています。
- 針不要の完全自律型グルコースセンサー
- ディスプレイ内蔵で、スマートフォンに接続せずに測定値を表示可能
- 前腕に装着し、スマートフォンアプリを通じて活動量と睡眠情報をモニタリング
- LEDインジケーターで血糖値のリアルタイムフィードバックを提供(青:目標範囲内、黄:高血糖)
Biolinqは、2028年までに200億ドル規模に達すると予測される急成長中の連続血糖測定(CGM)市場に参入します。当初はインスリンを使用しない2型糖尿病患者をターゲットに、血糖測定に加えて代謝健康に関する洞察を提供することを目指しています。
メドテック分野の最新動向
- MedtronicのAltaviva:
切迫性尿失禁(UUI)治療用の埋め込み型脛骨神経変調(ITNM)デバイス「Altaviva」がFDA承認後、初の患者に植え込みされました。このデバイスは、米国で唯一、鎮静や医療画像診断なしで即日活性化が可能な治療法とされています。
- Sonomindのうつ病治療システム:
フランスのスタートアップSonomindは、低強度超音波ベースの経頭蓋神経変調システム開発のために300万ユーロを調達しました。薬物抵抗性うつ病(TRD)の非侵襲的治療法として、数ヶ月以内に臨床試験を開始する予定です。
- ワシントン大学の出血トラッキングデバイス:
ワシントン大学の研究者たちは、ヘモグロビンレベルや血流などの心血管変数を測定する新しい光ベースセンサーを用いた、血液量減少を追跡するウェアラブルデバイスを開発しています。産後出血の検出に応用され、より正確で継続的な早期警告システムにより、関連死亡の50%〜90%を予防する可能性があります。
- Smart MeterのiAmbientHealth:
Smart Meter社は、ウェアラブルやカメラなしで患者のバイタルサイン(心拍数、呼吸、動き、ベッドからの離脱)をレーダー技術で受動的に追跡するセンサー「iAmbientHealth」を発表しました。AIアルゴリズムにより、最大7日前から健康状態の低下や医療イベントを予測し、入院を減らす効果が期待されています。