GPへの4億8500万ポンドの予算増額発表、歯科医療への長年の資金据え置きに疑問の声

政府、GP予算を大幅増額も歯科医療への長年の資金不足に懸念の声

政府は一般開業医(GP)に対し、4億8500万ポンドの予算増額を発表しました。これにより、GPは2年連続で実質的な資金増額を受けることになります。さらに、公的ケアネットワークから3億ポンドが再配分され、診療所レベルでの採用資金に充てられる予定です。

歯科医療への「一世代にわたる据え置き」

このGPへの大幅な資金増額に対し、専門家からは歯科医療への資金が長年据え置かれていることへの疑問の声が上がっています。英国歯科医師会(BDA)は、NHS歯科医療が「一世代にわたり予算が据え置かれている」と指摘し、2023/24年度の政府拠出金が2010/11年度よりも低い水準にあると述べています。

BDAはGPへの支援を歓迎しつつも、政府の歯科医療改革が「大幅な投資」によって裏打ちされる必要があると強調。「政府が掲げる『NHSの玄関口を修理し、病院から地域社会へ焦点を移す』というコミットメントは、プライマリケア全体で野心的でなければ致命的に損なわれる」と警告しています。

慢性的な資金不足が招く歯科医療の危機

BDAは、「慢性的な資金不足と緊急ケアへの単一焦点」が、NHS歯科医療を包括的なケアシステムではなく「緊急サービス」に変えてしまうと主張しています。BDAの一般歯科診療委員会委員長であるShiv Pabary氏は、「政府はNHSの玄関口を修理すると言っているが、一世代にわたる過酷な削減により、その一部は蝶番から外れている」と述べ、歯科医療に二重基準を適用すれば、約束された改革は失敗する可能性があると警告しました。必要な投資がなければ、診療所は存続に苦しみ、何百万人もの人々が必要なケアを受けられない状況が続くと強調しています。

元記事:Experts slam dentistry ‘double standard’ as GPs receive funding uplift