英国の歯科医療従事者の勤務パターン:民間医療へのシフトが続く
英国の一般歯科評議会(GDC)が2026年3月17日に発表した勤務パターンデータによると、英国に登録されている歯科医の5分の1(20%)がNHS活動を一切行わず、民間医療のみを提供していることが明らかになりました。
民間医療提供の現状
- 歯科医の3分の1以上(34%)が75%以上の民間医療を提供しています。
- 民間医療のみを提供する歯科医の割合は2025年と同水準で、2024年からはわずか1%の増加にとどまっています。
調査概要とGDCの見解
- イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドのGDC登録歯科医の4分の3(75%)がデータを提供しました。
- 回答者のうち99%が歯科分野で勤務しており、1%が就職活動中でした。
- 調査対象となった歯科医の約9割(89%)が主に歯科医として、9%が専門医として、1%が臨床歯科技師として働いています。
GDCの規制担当エグゼクティブディレクターであるTheresa Thorp氏は、「登録歯科医の4分の3がこの調査に協力しており、毎年の更新サイクルごとに歯科医療従事者の全体像はより価値あるものになっている」と述べました。このデータは、勤務時間、診療環境、雇用形態、NHSと民間医療の提供バランスに関する重要な洞察を提供し、保健サービス、政府、歯科プロバイダーによる戦略的計画を支援し、患者が必要なケアを受けられるよう支援すると確信されています。
この勤務パターンデータは毎年更新期間中に収集され、今回で3度目の公開となります。2023年のデータ収集開始以来、英国全体で合計35,474人の歯科医が回答しています。