英国で歯磨き粉チューブのリサイクルを推進する業界主導のイニシアチブ
従来の歯磨き粉チューブは、標準的なリサイクルシステムから除外されることが多く、プラスチック汚染やマイクロプラスチック化による生態系への悪影響が懸念されている。英国では年間約2億5200万本、世界では年間約200億本もの歯磨き粉チューブが生産され、多くが埋め立て処分されているのが現状である。
全てのチューブがリサイクル可能に
歯科における持続可能な実践に向け、業界主導のイニシアチブが立ち上げられた。これにより、英国で販売される全ての歯磨き粉チューブがリサイクル可能になることを目指す。
今後、英国で販売されるチューブは全て、高密度でリサイクル可能なポリエチレン製となる。
これらは地域の縁石収集、または全国のBoots店舗への返却を通じてリサイクルが可能となる。
主要ブランドと環境団体の協力
この取り組みは、Colgate-PalmoliveやHaleonといった主要歯磨き粉ブランドが、英国の環境NGOであるWaste and Resources Action Programme (WRAP) と協力して主導している。
WRAPのCEOであるCatherine David氏は「最も苛立たしい家庭用品の一つをリサイクル可能にした」と述べ、HaleonやColgate-Palmoliveの担当者も、プラスチック廃棄物削減と持続可能な地球への貢献について言及している。
歯科専門家への協力要請と業界の反応
歯科業界の代表者は、口腔医療専門家に対し、患者にこのイニシアチブを周知するよう奨励している。歯科医は行動変容の最前線として重要な役割を担うため、その関与が埋め立て処分される歯磨き粉チューブの量を減らす鍵となる。この変更は業界全体で好意的に受け止められ、英国の2025年リサイクル週間に合わせて発表された。
元記事:UK takes steps towards sustainability through recyclable toothpaste tubes