大学生アスリートの早朝練習が睡眠を奪う、研究で判明
早朝練習は大学生アスリートから貴重な睡眠時間を奪い、睡眠の質を低下させることが、オハイオ州立大学の新しい研究で明らかになりました。
研究概要
研究チームは、5年間で359人の大学代表チームアスリートから27,500泊以上の睡眠データを収集しました。ウェアラブルデバイスであるOura Ringを使用して、練習スケジュールが睡眠時間と睡眠の質にどのように影響するかを追跡しました。
主要な発見
午前8時以前に始まる練習がある場合、アスリートは睡眠時間が短くなり、睡眠の質も悪化しました。
男性アスリートは早朝練習の前夜に約30分、女性アスリートは約20分、睡眠時間が短縮されました。
寝つきが悪くなり、夜間の短い覚醒が増加するなど、睡眠が断片化することも確認されました。
研究の主著者であるEmaly Vatne氏は、「大規模なアスリートの客観的なデータにより、早朝練習が睡眠に与える影響が示された」と述べています。
コーチへの示唆
共著者であるJoshua Hagen氏は、「コーチは早朝練習が睡眠にとって最適ではないという直感を持っているかもしれないが、これでそのデータを定量化できた」と指摘し、「早朝練習が必要な場合もあるが、コーチはそのトレードオフを理解すべきだ」と強調しています。睡眠はアスリートにとって最高のパフォーマンス向上活動の一つであり、回復と集中力のために重要であるとされています。
この研究結果は、『Journal of Strength and Conditioning Research』の11月号に掲載されました。
元記事:Morning Workouts Steal Sleep From Student Athletes, Study Finds