デジタル・スマイル・デザイン主導の最小侵襲性二ケイ酸リチウムラミネートベニアの審美領域における6年間のフォローアップ症例報告

複雑な症例における保存的補綴治療の6年間追跡報告

ベトナム、ハイフォン発の新しい症例報告が、矯正治療を拒否した比較的複雑な前歯部症例の患者に対し、保存的な補綴治療がどのような成果を達成できるかを示した。この中期的成果は、デジタルプランニング、エナメル質温存技術、および二ケイ酸リチウムベニアが、歯周病および咬合因子の両方によってより困難になった症例において、耐久性のある審美修復をいかに支持できるかを強調している。

症例詳細と治療選択

この症例は、受動的萌出異常、軽度のII級2類不正咬合、および上顎切歯の口蓋傾斜を有する患者に関するものだった。矯正治療とホワイトニングを組み合わせた治療が生物学的に好ましい選択肢と見なされ、矯正と補綴治療の併用も評価された。しかし、患者が矯正治療を拒否したため、チームはデジタルスマイルデザインによるガイダンスのもと、低侵襲の二ケイ酸リチウムベニアと歯肉切除術を選択した。

治療結果と報告の意義

臨床評価では、修復物が6年後も機能的かつ審美的に安定していることが確認された。ベニアの破折、脱離、著しい変色などの大きな合併症は報告されなかった。周囲の軟組織も健康な状態を保ち、患者は修復された歯の外観と機能の両方に継続的に満足していると報告した。

臨床的価値

この報告の主な価値は、技術の斬新さではなく、困難な症例における確立された原則の統合にある。単一患者に焦点を当てているものの、6年間の追跡調査は、生体力学的な複雑さを考慮した保存的なベニア修復のための慎重なデジタルプランニングが持つ潜在的な臨床的価値を示唆している。

この論文は「Digital smile design-driven minimally invasive lithium disilicate laminate veneers in the aesthetic zone: A 6-year follow-up case report」と題され、2026年2月17日にFrontiers in Dental Medicineにオンライン掲載された。

元記事:Six-year follow-up highlights durability of veneers in a complex aesthetic case