米国、麻疹(はしか)の年間感染者数が35年以上で最多を記録

米国疾病対策センター(CDC)は、2026年これまでの麻疹(はしか)確認症例数が2,566件に達し、過去35年以上で年間最多記録を更新したと発表しました。

症例数の詳細

過去の流行との比較: 2026年の総症例数は、1989年から1991年にかけての麻疹大流行(55,000件以上の感染と123人の死亡)以来、単一年度で最も高い数値を示しています。

入院と死亡: 今年の麻疹関連の入院者数は169人ですが、死亡者は報告されていません。これは2025年の入院者243人、死亡者3人と比較してのものです。

ワクチン接種状況: 今年の症例の最大93%が、ワクチン未接種者または接種状況不明者でした。残りの人々は感染前に1回または2回のワクチン接種を受けていました。

地理的広がり: CDCによると、今年、45州に加え、ニューヨーク市およびコロンビア特別区で感染が確認されています。新規アウトブレイクは2026年に38件報告されており、2025年の48件と比較されます。

大規模アウトブレイクと背景

サウスカロライナ州での大規模流行: 2025年10月に始まったサウスカロライナ州でのアウトブレイクでは、6ヶ月間で約1,000人が罹患しました。これは、2000年に米国で麻疹が排除されたと宣言されて以来、単一地域における米国最大のアウトブレイクとなりました。

ワクチン接種率の低下: 過去2年間の麻疹症例の急増は、COVID-19パンデミック開始以来、子どものMMR(麻疹・おたふく風邪・風疹)予防接種率が着実に低下していることと一致しています。

元記事:US CDC Records More Than 2,500 Measles Cases So Far in 2026