国際歯科工業会(IDM)が新役員を選出

国際歯科メーカーズ(IDM)が新役員を選出、規制と模倣品対策を優先

2026年9月9日、チェコ共和国プラハ発 – 国際歯科メーカーズ(IDM)は、2026年から2028年までの任期を務める新役員を選出した。ドイツの歯科メーカーVOCOの常務取締役であり、欧州歯科産業連盟の会長を務めるOlaf Sauerbier氏が、2024年9月から会長を務めていたSamantha Cheetham氏の後任として、新会長に就任した。

新役員体制

会長: Olaf Sauerbier氏(VOCO常務取締役、欧州歯科産業連盟会長)

会長エレクト: Tim Long氏(A-dec最高商務責任者、Dental Trade Alliance Foundation会長)

副会長: Yutaka Shinozaki氏(GC Corp.社長、日本歯科用品工業会理事)

これらの新役員は、プラハで開催された2026年FDI世界歯科会議中のIDM総会で、会員協会の代表者によって全会一致で選出された。

総会での主要な議論と課題

総会では、対面およびオンラインで参加した会員に対し、世界保健機関(WHO)およびFDI世界歯科連盟から世界の口腔衛生に関する最新情報が提供された。また、世界の歯科製造業が直面する以下の主要な課題について議論が行われた。

規制負担の増大: 地域間で規制枠組みの複雑さや相違が増しており、これによりコスト上昇、イノベーションの遅延、製品供給の潜在的な制限が生じている。

  • 模倣歯科製品の脅威: 患者の安全性および正規メーカーに対する模倣品の脅威が拡大している。

新会長の優先事項とIDMの役割

新会長のSauerbier氏は、「IDM会長としての私の優先事項は明確です。イノベーションと製品供給を脅かす増大する規制負担に対処し、患者を危険にさらす模倣歯科製品に対して断固たる姿勢を取らなければなりません。IDMはこれら両面において業界の声となります」とコメントした。

IDMは、政府、国際機関、歯科専門家に対し、世界の歯科製造業の利益を擁護している。欧州、北米、オーストラリア、ブラジル、日本にわたる約1,900の歯科メーカーおよびサプライヤーを代表している。次回のIDM総会は、2027年3月18日にドイツのケルンで開催される国際歯科見本市中に開催される予定である。

元記事:Olaf Sauerbier elected president of International Dental Manufacturers