ヘンリー・シャイン、フレデリック・M・ロゥリー氏を新CEOに任命

Henry Schein、新CEOにFrederick M. Lowery氏を任命

Henry Scheinは、2026年3月2日付でFrederick M. Lowery氏を新CEOに任命すると発表しました。Lowery氏は同日、同社の取締役会にも加わります。

Stanley M. Bergman氏の退任と功績

現CEOのStanley M. Bergman氏は、35年間の在任を経てCEO職を退任しますが、円滑なリーダーシップ移行を支援するため、引き続き取締役会長を務めます。Bergman氏は1980年に初代CFOとしてHenry Scheinに入社し、1989年にCEOに就任。彼の在任中、Henry Scheinは米国の歯科通信販売事業から、歯科・医療製品およびソリューションのグローバルプロバイダーへと変革を遂げました。

Frederick M. Lowery氏の経歴と期待

Lowery氏は、ヘルスケア分野で20年以上にわたるリーダーシップ経験を持っています。直近では、Thermo Fisher Scientificでエグゼクティブバイスプレジデント兼ラボ製品・バイオプロダクション部門プレジデントを務め、同社のグローバル流通事業を市場平均を上回る業績へと導きました。彼の経験は、流通、製造、研究開発、マーケティング、販売に及び、Henry Scheinのビジネスモデルおよび「2025-2027 BOLD+1」戦略計画(高利益率の専門分野、技術、付加価値の高い成長、グローバル流通を重視)と緊密に合致しています。

Lowery氏は、「Henry Scheinの革新、顧客サービス、パートナーシップにおける並外れた評判を考えると、臨床医と患者に影響を与える計り知れない可能性を秘めた組織に加わることを光栄に思う」と述べ、価値創造の加速に意欲を示しました。Bergman氏もLowery氏の広範な業務経験と、同社の価値観を反映したリーダーシップ哲学を歓迎し、Henry Scheinの次なる成長段階を牽引する適任者であると期待を表明しています。

選定プロセスと戦略的背景

CEOの選定プロセスは指名・ガバナンス委員会が監督し、委員長のPhilip A. Laskawy氏は「包括的な選考プロセスを経て、Henry Scheinの誇り高き伝統を尊重し、成長と価値創造を加速させる適切な後継者であると確信している」と述べました。また、2025年にHenry Scheinの少数株式を取得し、取締役会に代表者を任命した投資会社KKRとの戦略的パートナーシップも背景にあり、KKRのパートナーであるMax Lin氏もLowery氏の任命を支持しています。

元記事:Leadership transition at Henry Schein: Frederick M. Lowery to take over as CEO