専門家、歯周病予防と管理のための科学的証拠と臨床的ガイダンスを議論

歯周病管理における専門家推奨:洗口液の補助的役割

2026年国際歯科衛生シンポジウム(ISDH)にてKenvue主催の記者会見が行われ、歯周病の予防と管理に関する2つの専門家レポートが議論されました。これらのレポートは、歯肉縁上バイオフィルムと歯肉炎症の制御、特に歯ブラシと歯間清掃の補助としての殺菌性洗口液の選択的利用に焦点を当てています。

主要な報告書とその一致点

議論されたのは、以下の2つのレポートです。

米国歯科衛生士会(ADHA)の白書:「歯周病の管理と予防の再定義:臨床的意思決定と患者エンゲージメントをナビゲートするための開業歯科衛生士向け実践的ガイダンス」

スペイン歯周病・骨統合学会が調整した「Principles for Oral Health」レポート

これら2つの報告書は異なる専門的・医療的背景で作成されましたが、その推奨事項は広範に一致した結論に達しており、欧州歯周病連盟のS3レベル臨床実践ガイドライン、米国歯科医師会のホームオーラルケア推奨、米国歯周病学会の歯周治療ガイドラインなど、共通のエビデンスに基づいています。

口腔ケアの基本と洗口液の補助的役割

両レポートは、歯ブラシと歯間清掃をホームオーラルケアの基本と強調しています。また、特定の患者においては、歯肉縁上プラークと歯肉炎症の管理に対する個別化されたアプローチの一環として、殺菌性洗口液の使用が検討されると結論付けています。洗口液は、機械的プラークコントロールの代替ではなく、補助として位置づけられています。

補助的な洗口液が推奨される患者と状況

以下の状況で補助的な洗口液の使用が検討されるとされています。

持続的な歯肉炎症効果的な機械的プラークコントロールが困難な場合。

局所的な課題: 歯列不正、複雑な修復物、矯正装置、インプラント支持型修復物。

患者関連の考慮事項: 手先の不器用さ、虚弱。

全身疾患: 糖尿病など、歯周病リスクを高める全身疾患を持つ患者。

推奨は、臨床的適応、特定の製剤を裏付けるエビデンス、潜在的な副作用、および支持療法中の定期的な再評価を考慮に入れるべきであるとされています。

レポートの支援

ADHA白書はKenvueの支援を受けて開発され、「Principles for Oral Health」イニシアチブはKenvueブランドのListerineが後援しました。

元記事:ISDH 2026 briefing considers adjunctive mouthrinse use in periodontal care