GDC(General Dental Council)は、2024-25年の年次内部告発レポートを公開し、同期間に79件の内部告発を受理したことを明らかにしました。これは前年の報告件数と同数です。
- 告発者の内訳:
- 歯科専門家: 51件
- 歯科分野で雇用されている非登録者: 22件
- 匿名: 6件
- 最も多い懸念事項は「行為に関する懸念」で、79件中54件を占めています。
- 全ての告発は適格性審査チームに直接報告され、100%が規制措置(適格性審査ケースの開設)に繋がりました。
- 32件は情報不足で評価段階で終了。
- 1件は別の規制機関へ移管。
- 29件は評価段階で検討中。
GDCは、登録者数に対する告発の割合が高いことについて、多くの歯科医療が一次医療現場で行われ、他の医療形態に見られるような強固な臨床ガバナンス枠組みが不足しているため、代替の開示ルートが少ないことが原因である可能性を指摘しています。
前年からの変化:
- 告発件数はほぼ横ばい(82件から79件に減少)。
- 規制措置に繋がった割合は、2023-24年の81%から2024-25年には100%に増加しました。
- 匿名告発の件数は、2023-24年の20件から6件に大幅に減少しました。GDCは内部告発者識別と支援のアプローチを強化したと述べています。
内部告発に関する透明性の向上:
2025年の内部告発開示レポートは、歯科、医療、検眼、看護・助産など複数の医療規制機関によって共同で公表されました。2017年の新法により、規制機関は内部告発に関する年次報告書を公表することが義務付けられており、これは内部告発の取り扱いにおける透明性を高め、告発者の信頼を醸成することを目的としています。