低炭水化物食は、過体重または肥満の女性において、より健康的な目標体重、および胴囲、体脂肪、内臓脂肪の減少と関連があることが新たな横断研究で示唆された

低炭水化物ダイエットが過体重・肥満女性の健康的な体重と体組成改善に関連

新しい横断研究によると、過体重または肥満の女性において、低炭水化物ダイエット(LCD)を実践しているグループは、より多くの炭水化物を摂取しているグループと比較して、健康的な目標体重に近く、腹囲、体脂肪、内臓脂肪の減少が見られました。ただし、新しい死亡率関連の身体測定マーカーであるA Body Shape Index(ABSI)との有意な関連は認められませんでした。

研究方法

2018年にイランで、健康な非閉経期女性290人(年齢18-48歳、BMI 25-40)を対象とした横断研究が実施されました。食事摂取は食物摂取頻度調査票を用いて評価され、LCDスコアが算出されました。LCDスコアが高いほど、LCDパターンへの遵守度が高いことを示します。身体組成(体脂肪量、除脂肪量、腹囲、内臓脂肪、肥満度)は生体電気インピーダンス分析により測定されました。

主要な知見

  • LCDスコアが高いほど、肥満度が低いことと関連していました(P = .041)。
  • LCDスコアが高い参加者は、内臓脂肪レベル、体脂肪率、腹囲が低い傾向にありました(それぞれP = .049、P = .020、P = .044)。
  • LCDスコアが高いほど、高密度リポタンパク質(HDL)コレステロール濃度が増加することと関連していました(P = .041)。
  • LCDスコアとABSIとの間に有意な関連は観察されませんでした(P = .168)。

研究者による見解と限界

研究著者らは、「本研究は、LCDスコアが過体重および肥満の非閉経期女性の身体組成および脂質プロファイルに好ましい変化と関連していることを示唆している」と述べています。

しかし、本研究には以下の限界があります。

  • 横断研究であるため、因果関係を確立することはできません。
  • 参加者はすべて女性であり、サンプルサイズも控えめであるため、結果は男性や閉経後女性には一般化できない可能性があります。
  • 内臓脂肪の評価が生体電気インピーダンス分析による間接的な推定でした。

元記事:Low-Carb Diet Tied to Healthier Target Weight