マリインクロット、エンドとの合併完了、新社名「キーノバ・セラピューティクス」で再出発

マリインクロット、エンドとの合併完了、新社名「キーノバ・セラピューティクス」で再出発

MallinckrodtがKeenova Therapeuticsとして再出発、Endoとの合併・再編を完了

Mallinckrodtは今年初めのEndoとの合併を経て、ジェネリック医薬品・無菌注射剤部門であるPar Healthをスピンアウトし、Keenova Therapeuticsという新名称で再編を完了しました。

新会社Keenova Therapeuticsの概要

この再編は、米国でのオピオイド訴訟により破産保護申請を余儀なくされた両社の合併(67億ドル)によるものです。Parの分離により、KeenovaはMallinckrodtとEndoのブランド医薬品事業を引き継ぎ、約1,600人の従業員と2024年の推定売上17億ドルを擁します。

主要製品には以下が含まれます。

Acthar Gel: 特定の慢性または急性炎症性・自己免疫疾患に対するコルチコトロピン治療薬。

Xiaflex: デュピュイトラン拘縮およびペイロニー病の治療に使用される、コラーゲンを選択的に標的とする注射用生物学的製剤。

  • Terlivaz (terlipressin): 肝腎症候群(HRS)治療薬。

Mallinckrodtの最高経営責任者であり、統合会社の社長兼CEOとなったSiggi Olafsson氏は、リブランディングが「新しいアイデンティティと新しい未来を持つ新しい会社」を導入すると述べました。

今後の展望と戦略

Keenovaはアイルランド・ダブリンに本社を置き続け、2026年にはニューヨーク証券取引所(NYSE)への普通株式の上場と公募を予定しています。

Olafsson氏は「Keenova」という名前が、患者ケアへの「鋭い(keen)焦点」と、治療薬開発に必要な「革新(innovation)」という2つの補完的な属性を反映していると説明しました。

同社は、リウマチ学、眼科学、腎臓病学、呼吸器病学、神経学、泌尿器科学、整形外科学といった複数の重点分野でパイプラインを拡大する計画です。

再編の背景とPar Healthの状況

MallinckrodtとEndoは、米国におけるオピオイド危機の関連訴訟の和解合意の一環として破産保護を申請していました。両社は数十億ドルを投じて訴訟を解決し、オピオイド使用の影響を受けた人々を支援するプログラムをサポートしてきました。

それ以来、両社は新しい多様な事業範囲を持つ専門医薬品企業として再構築を進めています。

統合後の最初の財務結果(2025年第3四半期、Endoの貢献2ヶ月を含む)では、純売上高は前年同期比49%増の7億5,300万ドルとなりました。

一方、MallinckrodtとEndoのジェネリック医薬品・無菌注射剤製品が統合されたParは、同四半期に3億3,700万ドルの売上を記録し、米国市場でトップ15に入るジェネリック医薬品メーカーとなりました。ミズーリ州セントルイスに本社を置くParは、約4,000人の従業員を擁し、容量ベースで米国最大の原薬(API)メーカーでもあります。

元記事:Ireland's Mallinckrodt closes spinout, rebrands as Keenova