バイエル、長期作用型避妊具事業でアポロと提携、支配権は維持

Bayer、長期作用型避妊薬事業でApolloと提携し新会社設立

Bayerは、プライベートエクイティグループのApolloと提携し、長期作用型避妊薬(LARC)事業を扱う新会社を設立します。この提携により、Bayerは事業の全体的な経営権を維持しつつ、財務構造を強化します。

新会社の概要とApolloの投資

Apolloは、LARC事業を担う新会社に30億ユーロ(約34億ドル)の株式資本を提供し、少数非支配株主として参加します。対象となる製品は、ホルモン放出子宮内システム(IUS)製品のMirena、Kyleena、Jaydess/Skyla、および皮下インプラントのJadelleです。これらのIUS製品は昨年合計で13.7億ユーロの売上を記録し、販売量と米国での需要増により12%以上の成長を達成しました。このカテゴリはBayerにとって第4位の製品であり、世界市場で優位な地位を占めています。

取引の目的とBayerの財務戦略

BayerのCFOであるDr. Judith Hartmannは、この取引を「資本構造を強化し、この中核医薬品事業に対する完全な経営権を維持しつつ、財務の柔軟性を高める戦略的資金調達ソリューション」と説明しています。これは、同社がRoundup除草剤関連の訴訟費用や債券償還による流動性要件の増加に直面している中で、長期的な優先事項を実行し続けるためのものです。Bayerは現在、中核医薬品事業の構築と組織の迅速化、機敏化、官僚主義の排除を目指すリストラも進めています。

今後の見通し

このApolloとの取引は、独占禁止当局の承認や慣習的な完了条件を条件として、2026年第3四半期に完了する見込みです。

元記事:Bayer gets €3bn from Apollo for contraceptives unit stake