コンゴ東部における医療危機:紛争と支援不足で医薬品が枯渇
国際赤十字委員会(ICRC)は、コンゴ東部の200以上の保健センターで、進行中の紛争と人道支援の不足により、必須医薬品が不足していると警告しました。
現地の状況
- ICRCが南北キブ州の240の医療施設を調査した結果、紛争により前線の両側に物資が届かない状況が判明。
- ICRCコンゴ代表団のフランソワ・モレイヨン氏は、「数千人の命が危険にさらされている」と述べています。
- マラリア、HIV、結核など、命にかかわる病気の医薬品が緊急に不足しています。
- 人道支援組織は資金不足のため活動を縮小または完全に停止しており、キブ州の医療施設の80%以上が外部からの支援を受けられず、スタッフの献身のみで運営されています。
- さらに、約半数の施設では、医療従事者が紛争から逃れるため、スタッフ不足にも直面しています。
紛争の背景
- コンゴ東部では、土地や鉱物資源をめぐる100以上の武装グループによる数十年にわたる紛争が続いており、今年に入って激化しています。
- ルワンダに支援されたM23反乱軍は今年初めにゴマとブカブの主要都市を占領し、推定3,000人が死亡、約700万人が避難しています。
- 国際的な和平努力により一部の戦闘は減速したものの、小規模な衝突は続いており、支援団体が民間人に到達することを困難にしています。
元記事:Congo’s War Cuts Off Medicine to Hundreds of Health Facilities
