EVERSANA、AI活用デジタルヘルス企業Waltz Healthを買収し、医薬品商業化サービスを強化
医薬品商業化サービスプロバイダーのEVERSANAは、AI駆動型マーケットプレイスを通じて薬剤費削減を提供するシカゴのデジタルヘルス企業Waltz Healthを買収しました。買収条件は非公開です。
新CEO就任とWaltz Healthの事業概要
この買収の一環として、Waltz HealthのCEO兼共同創設者であるMark Thierer(元OptumRxおよびCatamaranのリーダー)がEVERSANAの新CEOに就任します。現CEOのJim LangはEVERSANAの取締役会に留まります。
Waltz Healthは2022年に創業し、薬局が顧客に提供できる最低価格薬剤検索エンジン「Marketplace Search」をホワイトラベルで展開しました。以来、同社はAI処方ルーティング機能に基づく複数のツールを開発し、約5400万ドルの資金を調達しています。
買収の目的と期待される相乗効果
Waltz HealthがEVERSANAにもたらす機能は、ライフサイエンス企業と支払い者(ペイラー)を直接結びつけることで、エンドツーエンドの医薬品商業化サービスを拡大するEVERSANAの取り組みを強化します。
Thierer氏は、「EVERSANAの製薬サービスとWaltzのテクノロジーを組み合わせることで、ライフサイエンスの革新を組織や個人に直接結びつける統合プラットフォームが生まれる」と述べ、これによりアクセスを加速し、結果を改善し、よりスマートで透明性の高い医薬品商業化をあらゆる段階で実現すると強調しています。
両社は医薬品分野における「直接患者へのアプローチ(direct-to-patient)」トレンドに深く関与しており、今回の合併はこのモデルをさらに推進すると期待されています。EVERSANAは、Waltz Healthが昨年立ち上げた専門医薬品ネットワーク「Waltz Connect」も利用できるようになります。
今後の展望
両社は、薬剤価格が消費者と製薬会社双方にとって大きな課題であり、政府からの価格引き下げ圧力が過去最高に高まっている現状に対し、新たな結合会社が対応できることを期待しています。Thierer氏は、「この組み合わせは、メーカーと患者および支払い者を直接結びつける新しいモデルを立ち上げ、医療システムに大幅なコスト削減と患者アウトカムの改善をもたらす」と語っています。
元記事:EVERSANA buys digital drug-price marketplace firm Waltz Health
