Galapagos、細胞療法事業からの撤退を決定
Galapagos社は、細胞療法事業を終了する決定を下し、企業の「強く持続可能な未来」を築くための取引を探しています。これは、同社の困難な年が続く中での動きです。
過去の経緯とCEO交代
同社の2025年の計画は、創薬開発事業と細胞療法事業を二つに分割することから始まりましたが、「規制および市場環境」を理由に数ヶ月後に撤回されました。同時に、長年CEOを務めたポール・ストッフェルズ氏の引退が前倒しされ、元Neumora社CEOのヘンリー・ゴーゼブルッフ氏が後任となりました。
細胞療法事業撤退の理由
ゴーゼブルッフ氏は、細胞療法事業の買い手や投資家を探したものの、「限られた数の」拘束力のない提案しかなく、「事業の将来を合理的に支える条件や資金調達を伴う実行可能な提案は最終的に受け取られなかった」と述べています。この事業終了の決定は取締役会によって承認されていますが、ベルギーとオランダの労使協議会との交渉が必要です。同事業はヨーロッパ、米国、中国で365人を雇用しています。
細胞療法パイプラインと創薬事業
Galapagos社の細胞療法パイプラインは、CD19を標的とするCAR-T候補であるGLPG5101が主導しており、再発/難治性、低悪性度非ホジキンリンパ腫(NHL)患者を対象としたフェーズ1/2試験が進行中です。6月のICML会議では、32人の患者コホートで97%の完全奏効率を達成しました。
一方、同社の創薬開発部門は、全身性エリテマトーデス(SLE)および皮膚筋炎(DM)の中期開発段階にあるTYK2を標的とする小分子GLPG3667のパートナーを見つけることに注力しており、事業開発の機会を模索しています。
財務状況と今後のコスト
同社は今年上半期を31億ユーロ(36億ドル)の手元現金で終え、11月6日に第3四半期決算を発表する予定です。細胞療法部門の運営費用として2026年までに最大1億2500万ユーロ、さらに来年には1億5000万〜2億ユーロの1回限りのリストラ費用を見込んでいます。
Galapagos社のこの決定は、ノボノルディスク社が今月初めに細胞療法分野からの撤退を発表し、約250人の雇用を削減したのに続く、細胞療法からの2度目の撤退事例となります。
元記事:Galapagos abandons cell therapy, putting 365 jobs at risk
