NHS、来年開始のオンライン病院で更年期・前立腺疾患など9つの一般的な病気に注力

NHS England、新しいオンライン病院「NHS Online」を発表

NHS Englandは、来年ローンチ予定の新しいオンライン病院が、当初9つの一般的な疾患に焦点を当てると発表しました。これには、更年期や前立腺の健康問題などが含まれます。

目的と目標

このオンライン病院は、全国の患者と臨床医をデジタルで繋ぎ、バーチャルな診察を可能にすることで、700万件以上と依然として高い待機リストの削減を目指します。最初の3年間で最大850万件の診察と評価を提供することを目標としており、これは平均的なNHSトラストの約4倍に相当します。

初期対象疾患

NHS Onlineでオンライン紹介が可能となる疾患には、以下が含まれます。

  • 女性の健康問題: 重度の更年期症状、子宮内膜症や線維筋腫の兆候となり得る月経問題。
  • 前立腺の問題
  • 眼科疾患: 白内障、緑内障、加齢黄斑変性。
  • その他: 鉄欠乏性貧血、炎症性腸疾患。
  • 将来的には、さらに多くの疾患がサービス範囲に追加される予定です。

提供されるサービスと利用方法

保健大臣のウェス・ストリーティング氏は、「NHSオンラインは、医療へのアクセスをタクシーやテイクアウトを注文するのと同じくらい簡単にする」と述べ、NHSを「アナログからデジタルへ」と移行させる政府計画の柱の一つと位置づけています。

サービス内容は以下の通りです。

  • ビデオ相談
  • オンライン検査結果
  • デジタル処方箋
  • 患者はGPから専門医への紹介を受ける際にNHSオンラインを利用する選択肢があり、対面での診察も引き続き選択可能です。また、地域医療拠点のネットワークが拡張され、検査、スキャン、処置をサポートします。

期待される効果と課題

NHS Englandは、より多くの患者がNHSオンラインを選択することで、待機リストの減少が期待され、対面診察の枠が空くことで、それを必要とする人々がより迅速に受診できるようになると述べています。

しかし、Nuffield TrustのDr Becks Fisherは、実装に関して「難しい問題」が残ると指摘しています。

  • 医療従事者の負担: 既存の対面業務に悪影響を与えることなく、どのように医師や看護師がオンライン業務を担うか。
  • ITインフラの課題: スキャン結果などの関連情報を異なるNHS組織間で共有することの難しさ。

元記事:More details emerge of NHS online hospital due next year