イーライリリー、ニームバスト・セラピューティクスと新たな肥満症治療薬開発で提携

Eli Lilly、Nimbus Therapeuticsと肥満・代謝性疾患向け新規経口治療薬開発で提携

Eli Lillyは、肥満およびその他の代謝性疾患を対象とした新規経口治療薬をパイプラインに追加するため、Bostonのバイオテック企業Nimbus Therapeuticsと2度目の提携を結びました。

契約概要

今回の合意は、総額13億ドル以上の価値があり、初期および短期の支払いは約5500万ドルに上ります。

NimbusのAI強化計算創薬エンジンを用いて特定された新規候補薬に対し、Lillyは全世界でのライセンスを取得します。

Nimbusは今後、Lillyと協力し、計算化学と構造ベースの創薬アプローチを早期段階の低分子創薬プログラムに適用する予定です。

既存の協力関係とLillyの戦略

両社は以前から、細胞エネルギー代謝の調節因子であるAMPKの低分子活性化剤を開発するプログラムで協力しており、前臨床段階で重要なマイルストーンを達成しています。

Lillyは、注射可能なGLP-1/GIPデュアルアゴニストであるZepbound/Mounjaro(チルゼパチド)で売上を大きく伸ばしており、今後数週間以内に経口GLP-1アゴニストorforglipronのFDA承認も期待されています。

同社は、肥満治療薬のパイプラインを積極的に強化しており、Camurusとの8.7億ドル規模の提携、Superluminalとの13億ドル規模の提携、SanegeneBioとの12億ドル規模の提携など、複数のライセンス契約を締結しています。

  • Lillyの糖尿病・代謝R&D部門責任者であるRuth Gimeno氏は、Nimbusの「複雑な創薬課題に取り組む並外れた能力」を評価し、今回の新たな治療薬が「患者に革新的な治療選択肢を提供するLillyの取り組みにとって重要な追加となる」と述べています。

元記事:Lilly taps Nimbus for another obesity candidate