非滅菌ワイプに関連する感染症で死亡事例、英国当局が警告を再発
英国の保健当局は、切り傷の治療や静脈ラインの清掃に使用される非滅菌ワイプに関連する感染症による1件の死亡事例を認識していると発表しました。
Burkholderia stabilis (B. stabilis) 感染のリスク継続
当局は、細菌であるBurkholderia stabilis (B. stabilis) への感染リスクが継続しているため、これらの製品の使用について新たな警告を発しました。影響を受けたワイプは販売中止となりましたが、一部はまだ家庭の救急箱に残っている可能性があるとUK Health Security Agency (UKHSA) は述べています。
感染状況
UKHSAの発表によると、2018年1月から2026年2月までの間に59件のB. stabilis感染確定事例が報告されています。これには入院治療が必要な重篤な感染症が含まれ、1件の死亡事例も確認されています。少数の事例が引き続き検出されています。
汚染が確認された製品
昨年8月に初めて警告が発せられ、調査の結果、以下の4製品が汚染されていることが判明しました。これらはいかなる状況下でも使用すべきではないとUKHSAは述べています。
- ValueAid Alcohol Free Cleansing Wipes
- Microsafe Moist Wipe Alcohol Free
- Steroplast Sterowipe Alcohol Free Cleansing Wipes
- Reliwipe Alcohol Free Cleansing Wipes(異なる菌株による汚染)
当局からのアドバイス
UKHSAのジェームズ・エルストン博士は、「特定の非滅菌アルコールフリーワイプを使用せず、廃棄するよう国民に注意を促しています」と述べました。全体的なリスクは非常に低いものの、脆弱な患者において少数の事例が継続して発生しており、1件の死亡事例も関連していることが確認されています。
非滅菌のアルコールフリーワイプは、怪我、傷、皮膚の損傷の治療には使用すべきではなく、静脈ラインの清掃にも決して使用すべきではありません。
医薬品・医療製品規制庁(MHRA)の最高安全責任者であるアリソン・ケイブ博士は、「自宅や職場にワイプがある場合は、皮膚の損傷部に使用する前に『滅菌済み』と表示されていることを必ず確認してください」と強調しました。
元記事:Non-Sterile Wipes Tied to Fatal Infection, Officials Say