2026年FDI世界歯科会議、プラハで開催 – AIと予防歯科に焦点

2026 FDI世界歯科会議、プラハで初開催:AIと歯科医療の未来に焦点

2026年9月4日から7日まで、チェコ共和国プラハで「2026 FDI世界歯科会議(FDIWDC26)」が開催されています。FDI世界歯科連盟とチェコ歯科医師会の共催によるこの会議は、プラハで初めて開催され、FDI創立126周年を記念するものです。

参加規模とプラハ開催の意義

FDIによると、122カ国・地域から6,000人以上の歯科専門家が参加し、74カ国から1,500件以上の抄録が提出されました。チェコ歯科医師会会長のDr. Roman Šmuclerは、プラハが「世界をリードする大都市」に匹敵する開催地となり、世界の歯科医療政策を形成する「交差点」としての役割を果たすと述べました。また、今回の会議が「ドリル&フィル」という古典的な概念から、「予防、教育、歯の健康維持」という新しい概念への重要な転換点となると期待を表明しました。

主要テーマ:歯科における人工知能(AI)

今年の会議の主要な焦点は、歯科における人工知能(AI)です。臨床応用と責任ある実装の両面から議論され、以下のトピックがカバーされます。

  • う蝕検出
  • 歯内診断
  • 歯周骨量評価
  • 臨床意思決定
  • データセキュリティ
  • 説明責任
  • 患者安全

Dr. Šmuclerは、「AI時代において、これらのシステムがどのように状態を検出し、意思決定し、説明を提供し、学習するかを決定する必要がある」とコメントしました。

その他のプログラムとFDI会長のメッセージ

プログラムには、デジタル歯科、ロボット工学、修復・補綴治療、歯内療法、歯周病学、う蝕学、小児歯科、口腔保健政策など幅広いテーマが含まれています。FDI会長のDr. Nikolai Sharkovは、歯科医療は常に進化しており、会議が知識交換とイノベーションを探求する機会を提供し、世界の口腔保健を向上させると強調しました。

イベントのハイライト

  • 開会式はO2アリーナで開催され、歴史的なホスト都市を体験できる社交イベントも企画されています。
  • 若手歯科医師フォーラムは4回目の開催となり、若手歯科医師のプロフェッショナルな幸福、キャリア開発、リーダーシップに焦点を当てます。

元記事:FDI World Dental Congress opens in Prague for the first time