AmgenのImdelltra、小細胞肺癌(SCLC)のファーストライン治療に進出の可能性
Amgenの急速に成長しているがん免疫療法薬Imdelltra(タラタマブ)が、AstraZenecaのImfinzi(デュルバルマブ)との併用療法として、小細胞肺癌(SCLC)のファーストライン治療に進出する可能性が示されました。これはDeLLphi-305試験の結果に基づくものです。
DeLLphi-305試験の結果と意義
この試験は、標準導入療法後に病勢が進行しなかった進展型SCLC(ES-SCLC)患者を対象に、Imfinzi単独療法と比較して、ImdelltraとImfinziの併用をファーストライン維持療法として評価しました。
結果として、この併用療法は、Imfinzi単独療法と比較して、全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)、および客観的奏効率(ORR)において統計学的に有意な改善をもたらしました。併用療法の安全性プロファイルは、個々の薬剤で知られているものと一致していました。
Dana-Farber Cancer Instituteの胸部腫瘍専門医Jacob Sands氏は、「小細胞肺癌の攻撃的な性質を考えると、多くの患者は現在の治療で急速に再発し、セカンドライン治療に到達することはありません」と述べ、「これらの患者には待つ時間がなく、ファーストライン設定での実質的な進歩は極めて重要です」と強調しています。
AmgenとAstraZenecaへの影響
Imdelltraは、プラチナ製剤ベースの化学療法後に病勢が進行したES-SCLC患者の治療薬として既に承認されており、Amgenにとって重要な成長製品となっています。AmgenのR&D責任者であるJay Bradner氏は、「DeLLphi-305の画期的な結果は、Imdelltraが治療のより早い段階で生存の基準をさらに変革し、この壊滅的な疾患に直面する人々の治療パラダイムを意味深く変えることを示唆しています」とコメントしています。
AstraZenecaにとっても、この結果は、Imfinziの適応症を拡大し、ES-SCLCのファーストライン治療における化学療法との併用、および限局期SCLC(LS-SCLC)の維持療法としての現在の使用から、そのラベルを拡張する可能性を提供します。
元記事:Amgen's Imdelltra scores again in small cell lung cancer