上院公聴会で「ワクチンに関する約束違反」を巡り、保健福祉長官が民主党・共和党双方から集中砲火を浴びる

HHS長官、ワクチンに関する公約違反で上院財政委員会から厳しく追及

3時間にわたる上院財政委員会の公聴会で、HHS(米国保健福祉省)長官ロバート・F・ケネディ・ジュニアは、ワクチンに関する約束違反で民主党議員、そして驚くべきことに一部の共和党議員からも厳しく追及されました。長官の回答は、時に evasive(回避的) confusing(混乱を招く)、または clear falsehoods(明白な虚偽)であるとされました。

偽証の疑いと批判の嵐

上院議員ロン・ワイデン(民主党)は、ケネディ長官のHHSでの在任期間を「混沌、腐敗、コスト増大」と評し、辞任を要求しました。

ワイデン議員は、ケネディ長官が過去に「HHS長官としてワクチン接種を困難にしたり、人々を思いとどまらせるようなことはしない」と宣誓証言したにもかかわらず、実際にはCOVID-19ワクチンへのアクセスを制限する前例のない一方的な行動を取ったと指摘しました。

ワイデン議員がケネディ長官の再宣誓を求めた際、マイク・クレイポ委員長(共和党)はこれを拒否。ワイデン議員は、これは「上院財政委員会に重要な問題について嘘をつくことが許容されるというメッセージを送るものだ」と強く批判しました。

ワクチンアクセスに関する矛盾

民主党議員は、COVID-19ワクチンが「望む人には利用可能であり続ける」という長官の公約を厳しく追及しました。

エリザベス・ウォーレン上院議員(民主党)は、「ワクチンが誰かに効果があるなら、私はそれを取り上げない」と述べた長官が、その直後に65歳未満の健康な人に対するCOVID-19ワクチンの承認を撤回したことを指摘し、両立しないと批判しました。

ケネディ長官は、「誰でもブースター接種を受けられる」「ほとんどのアメリカ人は薬局で無料で受けられる」と主張し、ワクチンの利用可能性を否定する意見に反論しました。

CDC長官モナレス氏解任に関する不透明さ

ケネディ長官は、スーザン・モナレスCDC長官の解任理由について、公聴会の過程で矛盾した説明をしました。

当初は、CDCのCOVID-19パンデミックへの対応の失敗を理由に「手直し」を行うためと説明しました。

しかし、公聴会が進むにつれて、モナレス氏がACIP(予防接種実施諮問委員会)のワクチン推奨を事前に承認することを拒否したために解雇されたというモナレス氏自身の主張は否定しました。さらに、「彼女が信頼できる人物かと尋ねたら、ノーと答えたから辞任するよう言った」という不可解な発言もしました。

共和党内の懸念

共和党議員の中にも、ケネディ長官の行動に深い懸念を示す声がありました。

ビル・キャシディ上院議員(共和党)は、長官の確認公聴会でワクチン政策に関する約束を取り付けた経緯から、COVIDワクチンに対する長官の姿勢を問い詰めました。

ジョン・バラッソ上院議員(共和党)は、ワクチンへの幅広いアクセスを支持し、公衆衛生への信頼が損なわれることへの懸念を表明しました。

  • トム・ティリス上院議員(共和党)は、モナレス氏の解任理由に関する長官の矛盾した発言について、書面での回答を求めました。

元記事:RFK faces bipartisan pressure at fractious hearing