ファイザー、メツェラ買収で肥満治療薬パイプラインを強化、取引額は最大73億ドルに

ファイザーは、自社で開発していた肥満治療薬が毒性問題により失敗したことを受け、Metseraを49億ドル以上で買収し、肥満治療薬パイプラインを強化することを決定しました。この買収額は、Metseraの候補薬が期待通りの成果を出した場合、最大73億ドルに達する可能性があります。

買収の詳細と条件

初期支払い: 買収完了時に1株あたり47.50ドル。

条件付き対価権(CVR): MetseraのGLP-1受容体作動薬MET-097iとアミリンアナログMET-233iを組み合わせた月1回注射型の減量療法が第3相プログラムを開始すること、およびMET-097i単剤療法と2剤併用療法がFDA承認を得ることに連動して、追加で1株あたり22.50ドルが支払われます。

Metseraのパイプライン

Metseraは、主要な候補薬であるGLP-1受容体作動薬MET-097iとアミリンアナログMET-233iの併用療法を開発しています。これらは両方とも月1回注射で投与される予定です。また、経口GLP-1受容体作動薬プログラムも進行中です。

ファイザーの戦略的意義

今回の買収は、ノボ・ノルディスクのWegovyやイーライリリーのZepboundが支配する肥満治療薬市場におけるファイザーの存在感を高めることを目的としています。ファイザーのCEOであるアルバート・ブーラ氏は、肥満が200以上の健康状態に関連する巨大な成長分野であり、この買収が同社の重要な治療領域への投資を推進するとコメントしています。

今後の見通し

買収は、規制当局の承認を含む完了条件を満たし次第、2025年第4四半期に完了する見込みです。

元記事:After internal setbacks, Pfizer buys obesity player Metsera