一般歯科評議会、2024/25年度の規制基準18項中16項を達成、公平性・多様性・包摂性および実施能力の適時性に課題

GDC、2024/25年の規制基準レビューで18中16基準を達成

General Dental Council (GDC) は、2024/25年のProfessional Standards Authority (PSA) によるレビューにおいて、18の「良い規制の基準」のうち16を満たしました。しかし、平等、多様性、包摂(Equality, Diversity and Inclusion: EDI)適格性審査(Fitness to Practise: FtP)の適時性の2つの基準については達成できませんでした。

PSAの主な懸念事項

PSAは、GDCのEDIへのコミットメントについて「懸念している」と表明しました。特に、教育・訓練提供者が「すべての患者に適切なケアを提供する準備ができていることを示す」ことや、「多様な学生のニーズを適切に考慮する」ことの不十分さを指摘しています。また、FtPガイドラインにおける差別的行動への明確な言及の欠如や、理事会・委員会メンバーへのEDIトレーニングの未実施も挙げられています。

FtPの適時性については、初期照会プロセスの導入などの改善策にもかかわらず、「適格性審査のケース処理に時間がかかりすぎている」とPSAは述べています。3年以上経過したケースの数が増加しており、GDCはこれを「刑事訴追における裁判期日、刑事手続きの結果、警察捜査の結論など、第三者の決定待ち」が原因としています。GDCは、適時性改善のため、2026年1月からヒアリング能力を1日5件から7件に増やす計画です。

GDCの改善点と今後のコミットメント

GDCは、海外の歯科医療専門家(DCP)申請の滞留解消など、いくつかの改善点があったことを強調しています。GDCの最高責任者であるトム・ホワイティング氏は、「18中16の基準で強力な実績が認められたことを喜んでいる」とし、特に登録と教育・訓練の分野で全ての基準を満たしたことを評価しました。彼はまた、「さらなる作業が必要な分野を認識しており、すべての規制活動においてEDIを組み込むことに引き続きコミットし、適格性審査の適時性に関する懸念に積極的に対処していく」と述べました。

今回の結果は、GDCが3年連続で18中16の基準を満たしたレビューとなります。昨年もFtPの適時性とEDIの分野で基準を満たせず、2023年には登録処理とFtPの適時性が未達成でした。

元記事:GDC fails to meet standards for fitness to practise and equality