米国でより多くの患者が専門的な根管治療のために専門医に紹介されていることが新たなデータで示される

米国で複雑な歯内療法のため歯内療法医への紹介が増加

米国歯内療法学会(American Association of Endodontists)の新たなデータによると、米国において複雑な歯内療法のために歯内療法医へ紹介される患者が増加しています。2020年から2024年までの全国的な歯科保険請求データの分析に基づくと、この期間中に歯内療法医が担当する歯内治療の割合と、彼らが治療する患者の割合の両方が増加しました。

データ分析結果

データ会社Fluentが実施した分析によると、歯内療法医によって行われた歯内治療の割合は、2020年の34.6%から2024年には44.4%に上昇しました。同時期に、歯内療法医が治療する患者の割合も36%から45%に増加しています。これは、一般開業医が歯痛や複雑な根管治療を伴う症例を専門医に紹介する傾向が強まっていることを示唆しています。

消費者調査結果

米国歯内療法学会は、独立系市場調査機関Atomik Researchに委託し、今年2月に米国の成人1,019人を対象としたオンライン消費者調査も実施しました。

  • 回答者の94%が、天然歯をできるだけ長く維持することが重要だと回答しました。
  • 全体の45%が根管治療を受けた経験があり、そのうち71%が抜歯ではなく根管治療を選択して良かったと述べています。

専門家のコメント

米国歯内療法学会会長のSteven J. Katz博士は、「誰もが根管治療を受けたいとは思わないのは理解できますが、新しいデータは、患者がそれが歯を救い、歯の痛みを和らげ、かなりの休養が必要となる痛みを伴う抜歯を避けるための最善の処置であると認識していることを示しています」と述べています。さらに、「近年、より多くの人々が専門的な医療を求める全体的な傾向と同様に、歯科医が歯内療法医と連携し、患者の歯を保存し、全体的な口腔健康に利益をもたらす最善の治療を決定していることは喜ばしいことです」と付け加えました。

元記事:Insurance data indicates rise in specialist endodontic care in US