歯科療法におけるインポスター症候群はなぜ蔓延するのか、そして専門家や診療所はそれを克服するためにどのように取り組めるのかをロビー・スチュワートが問いかける

歯科療法におけるインポスター症候群を克服する

筆者の背景と歯科療法士としての選択

筆者は幼少期のレゴ遊びや両親の仕事から、「進歩は完璧ではなく粘り強さである」という考え方を学びました。当初は歯科医師を志していましたが、歯科療法士の仕事が自身の求める「臨床に集中し、患者中心で、影響力のある働き方」と合致することを発見し、「ほぼ歯科医師」ではなく、「優れた歯科療法士」になることを選択しました。

歯科医療に蔓延するインポスター症候群

2025年に「歯科療法士オブ・ザ・イヤー」を受賞した筆者は、この賞を歯科療法士が自身の能力を最大限に発揮し、自己を信じ、小さくまとまるのをやめたときに何が可能かを示す証だと捉えています。医療分野、特にセラピストの間ではインポスター症候群が蔓延しており、多くの有能な臨床家が能力ではなく自己疑念によって阻害されています。筆者は、「自信は傲慢ではなく、野心は謝るべきものではない」と強調します。

歯科療法士の潜在能力を最大限に引き出す

ロンドンに移住後、筆者は自身の役割を衛生業務主体から完全に治療業務へと転換させました。これは自己の成長が、臨床家、診療所、そして何よりも患者にとって重要であるという信念に基づいています。多くの診療所では、訓練された歯科療法士が十分に活用されず、歯科医師のスケジュールが委任可能なルーティンケアで埋まっているのが現状です。歯科療法士が自身の全範囲の業務を行えるよう権限を与えられると、診療所はより効率的になり、チームはより良く機能し、患者はより価値の高いケアを受けることができます。筆者が働く診療所では、このビジョンを共有する院長のもと、わずか4ヶ月で臨床ワークフローの根本的な変化、患者アウトカムの改善、そしてより強く充実したチームを実現しました。

患者コミュニケーションと自己信頼の重要性

患者コミュニケーションは筆者の業務の中心であり、口腔衛生教育は明確で、共感でき、実践的である場合にのみ効果を発揮します。筆者は自身の個人的および臨床経験に基づいた推奨事項を患者に透明性をもって伝えることで、信頼を高め、長期的な成果に繋げています。

歯科療法士へのメッセージ

筆者は歯科療法士に対し、「野心的になる許可は必要ない。準備ができるのを待つ必要もない。そして、自分の光を弱める必要は全くない」と強く訴えます。インポスター症候群を捨て、自身の価値を信じることが重要です。

元記事:More than ‘almost a dentist’: imposter syndrome in dental therapy