スイスで初の全国規模の口腔衛生疫学調査が開始、イントラオーラルスキャン技術を活用

スイスで初の全国規模口腔健康疫学研究が進行中:口腔内スキャン技術を活用

スイスでは、ベルン大学の研究者らが主導する初の全国規模かつ代表的な疫学研究「Erste Schweizer Mundgesundheitsstudie(スイス口腔健康調査)」が進行中です。この研究は、口腔内スキャン技術を活用してデータを収集し、2027年末までに子供と大人計3,450人の口腔健康状態を評価することを目的としています。これにより、スイス国民の歯科健康に関する重要な洞察を提供し、最終的に患者の転帰改善に貢献することを目指します。

研究の概要と実施方法

対象者:

子供:5~7歳および11~13歳、計1,800人

大人:35~44歳および65~74歳、計1,650人

対象地域:アールガウ、ベルン、ルツェルン、ティチーノ、ヴォー、チューリッヒの6州

データ収集:

参加者はオンラインアンケートに回答後、モバイル歯科バン内で口腔検査と口腔内スキャンを受けます。

モバイル歯科バンは2台の歯科用チェアと最新のデジタル歯科技術を備え、学校や地域を巡回します。

技術協力と研究の意義

技術支援: Align TechnologyがiTero Lumina口腔内スキャナーと統合されたAlign Oral Health Suiteソフトウェアを提供し、研究をサポートしています。ベルン大学のProf. Hendrik Meyer-Lückelは、この支援が「あらゆる年齢の参加者、特に幼い子供たちから高品質のデータを効率的かつ快適に収集する能力を大幅に向上させた」と述べています。

将来への貢献:

口腔健康の傾向を特定し、将来の医療戦略を策定し、患者の転帰を改善します。

臨床検査と口腔内スキャンを組み合わせることで、診断精度を高めます。

訓練を受けた歯科助手による歯科健康スクリーニング支援の実現可能性を探ります。

  • 口腔健康が全体的な健康に与える影響をより深く理解するため、長期的な追跡調査も計画されており、予防ケアアプローチや公衆衛生イニシアチブの形成に役立てられます。

Align Technologyのサイモン・ビアード氏は、この研究が「学術界と産業界の協力が有意義なイノベーションを推進する力を示すもの」とコメントしています。

元記事:Align Technology supports landmark Swiss oral health study