英国小児歯科医学会(BSPD)年次科学会議:新会長就任と「未来のための基盤」
今月開催された英国小児歯科医学会(BSPD)の年次科学会議にて、Oosh Devalia氏が新会長に就任しました。イーストマン歯科病院の小児歯科コンサルタントであるDevalia博士は、Shannu Bhatia氏から会長職を引き継ぎました。
Devalia会長のビジョン:ホールパーソンヘルスケアの推進
Devalia博士は、開会の挨拶でホールパーソンヘルスケアの推進をビジョンとして掲げました。特に、子どもたちの全体的なケアをサポートする「Mini Mouth Care Matters(Mini MCM)」イニシアチブの拡大に注力する意向を示しています。Mini MCMは、子どもを診るすべての医療専門家に対する必須トレーニングプログラムであり、既に多くの医療現場で導入され、BSPDと英国小児科・児童保健大学(RCPCH)によって承認されています。Devalia博士は、このプログラムがシステム全体でサポートされ、標準的な医療ツールキットの一部となるよう、さらに推進していくと語りました。
会議のハイライト
「未来のための基盤」をテーマとした会議では、多岐にわたる講演が行われました。
Paula McGowan OBEは、自閉症の息子Oliverが医療現場で適切な配慮を受けられずに亡くなった経験を共有し、神経多様性を持つ子どもや若者へのケアを改善するためのトレーニングプログラム開発について語りました。
Abdulaziz Alkandariは、児童保護における小児歯科医の役割について議論しました。
会議2日目には、Maja ThorntonとSusan Parekhが、子どもの口腔健康における外観の重要性について発表しました。
受賞者
会議では、以下の賞とポスター賞が授与されました。
Jane Goodman Clinical Governance prize: Lauren Pickles(リーズ大学)
Research prize: Laura Johnston(バーミンガム女性・子どもNHS財団トラスト)
Clinical Prize: Hiba Al Diwani(リーズ歯科病院)
DCP poster prize: Gemma Wardle(ノーサンブリアヘルスケアトラスト)
Poster prize: Claudia Heggie(リーズ大学)