大腸がん早期発見支援AI、NHSでの使用を推奨
英国の償還機関であるNICEは、大腸内視鏡検査中に大腸がんの初期兆候を発見するのに役立つ5つのAIベース技術のNHSでの使用を推奨しました。
推奨されたAI技術
以下の5つのAIが、早期に発見・除去されなければがん化する可能性のある大腸ポリープを探すために使用されることが認められました。
FujifilmのCAD EYE
OlympusのENDO-AID
Wision AIのEndoScreener
MedtronicのGI Genius
- MagentiqのMAGENTIQ-COLO
これらのAIは、今後4年間、NHSで使用されながら、ポリープの発見と特性評価におけるその効果、大腸がん検出率の向上への寄与、コストと監視間隔への影響について、さらなるエビデンスが収集される予定です。他のいくつかのAIは、現時点では研究目的でのみ使用が許可されています。
AIの機能と医師の役割
NICEによると、これらのAIツールは、大腸内視鏡のライブカメラ映像を監視し、数千枚の画像を学習することでポリープを特定します。ソフトウェアがポリープを発見したと思われる場合、医師に懸念のある領域を警告します。これは、「見落としやすいものを見つけるための追加の目」として機能すると説明されています。最終的な決定(それが本当にポリープなのか、除去が必要か、次に何をすべきか)はすべて医師が行い、AIは医師の補助に徹します。このプロセスは通常の大腸内視鏡検査に組み込まれ、検査時間は通常1〜2分しか増えません。
大腸がんの現状と早期発見の重要性
大腸がんは英国で4番目に多いがんで、毎年42,000人以上が罹患しています。早期に発見された場合、9割の人が5年以上生存するため、早期発見は非常に重要です。近年、若年層における大腸がんの罹患率が世界的に増加しており、英国もその一つです。
NHSイングランドのがん担当ナショナル臨床ディレクターであるピーター・ジョンソン教授は、NHSがアナログからデジタルへ移行する中で、革新的な技術を迅速かつ安全に最前線のケアに導入することにコミットしていると述べ、今回のAI導入はその完璧な例であると強調しました。
この勧告草案は、12月11日木曜日まで意見募集が行われています。