2026年のバイオテックIPO活動再開の兆し、アゴム・セラピューティクスとスパイグラス・ファーマが資金調達を計画

バイオテックIPO活動の再燃:AgomAb TherapeuticsとSpyGlass PharmaがNasdaq上場を検討

2026年に入り、バイオテック分野での新規株式公開(IPO)活動の再燃の兆しが続いています。ベルギーのAgomAb Therapeuticsと米国のSpyGlass Pharmaの2社が、投資家の関心を測りながらNasdaqへの上場を検討しています。両社とも約1億ドルの資金調達を目標としていますが、具体的な価格計画はまだ明らかにされていません。

AgomAb Therapeuticsの概要

拠点: ベルギー、アントワープ

注力分野: 免疫学および炎症、特に線維症(瘢痕化)や臓器不全につながる疾患に焦点を当てています。

主要な開発パイプライン:

ontunisertib (AGMB-129): 消化管内に保持されるように設計されたALK5阻害剤で、全身性の副作用を軽減します。線維狭窄性クローン病の第2a相試験が進行中です。

AGMB-447: 肺限定型のALK5阻害剤で、特発性肺線維症(IPF)向けに初期のヒト試験段階にあります。

AGMB-101: METアゴニストで、前臨床開発の後期段階にあります。

上場シンボル: AGMB

SpyGlass Pharmaの概要

拠点: 米国、カリフォルニア州アリソビエホ

注力分野: 慢性眼疾患向けの薬物送達型眼内インプラントの開発。

主要な開発パイプライン:

BIM-IOL System: 緑内障治療薬であるビマトプロストを3年間送達する眼内レンズ(IOL)です。現在、第3相試験が進行中です。

第1/2相試験の3ヶ月データでは、眼圧(IOP)が約37%低下し、被験者の96%以上が点眼薬の使用を中止できました。

ヒト初回試験の3年データでは、追跡期間を通じて全ての用量群で37%の眼圧低下活動が維持されました。

用途: 白内障手術中にIOLを埋め込むことで、視力回復と同時に眼圧を管理します。また、単独使用を目的とした非レンズ型ビマトプロストインプラントも開発中です。

  • 上場シンボル: SGP

バイオテックIPO市場の動向

2026年初頭には、Aktis OncologyがNasdaqで取引を開始し、Veradermics(育毛療法開発)とEikon(がん専門)の2社も今月申請を行っています。2024年と2025年の低迷を経て、投資家や業界ウォッチャーはバイオテック分野のIPO市場の「窓」が開くことについて期待を寄せています。

元記事:AgomAb and Spyglass push the IPO button