LSDが数ヶ月にわたり不安症状を緩和する可能性、研究で判明

LSDが不安症状を数ヶ月緩和する可能性、研究で判明

2025年9月5日 — 単回投与のLSDが多くの人々の不安症状を軽減し、その効果が最長3ヶ月持続することが新たな研究で報告されました。この研究結果は9月4日にJournal of the American Medical Associationに掲載されました。

研究概要と主要な発見

研究者たちは、中度から重度の不安を抱える約200人の患者に対し、いくつかの用量のLSDを試験しました。

4週間後: 最も高用量の2つを投与された患者は、少量またはプラセボを投与された患者と比較して、不安スコアが有意に低い結果を示しました。

12週間後: 効果は依然として強く、最も効果的な用量(100ミリグラム)を服用した患者の65%が改善を継続し、ほぼ半数が寛解状態にあると見なされました。

主任著者であるマサチューセッツ総合ブリガム病院の精神科医長Dr. Maurizio Favaは、「一部の患者は再治療が必要になる可能性があるが、その回数はまだ不明だ。しかし、この長期的な効果は非常に重要だ」と述べています。Fava氏は、この薬を開発しているMindMed社の顧問でもあります。

治療アプローチと研究の限界

従来の多くのサイケデリック研究が長時間にわたる会話療法と組み合わせて治療を行うのに対し、本研究では専門家の監督下でLSD単独の効果を検証しました。研究者らは、このアプローチによって薬剤そのものが効果を提供しているのかを理解しやすくなると述べています。

しかし、研究にはいくつかの限界がありました。

ほとんどの患者は、LSDを服用したかプラセボを服用したかを正しく推測しており、治療効果を客観的に確立するために重要とされる「盲検性」が損なわれました。

多くの参加者が早期に脱落し、最終的なデータセットが狭まりました。

副作用と今後の展望

一般的な副作用には、幻覚、吐き気、頭痛が含まれました。

MindMed社は現在、患者をより長期間追跡する2つの大規模な後期段階治験を実施しています。結果が良好であれば、同社は米国食品医薬品局(FDA)の承認を求める計画です。

近年、うつ病、不安症、PTSDなどの潜在的な治療法としてサイケデリック薬への関心が高まっています。FDAは、LSDを含むいくつかのサイケデリック化合物(シロシビン、MDMAなど)に「画期的治療薬」の指定を与えています。

元記事:LSD May Ease Anxiety Symptoms for Months, Study Finds