米国司法省、医療用マリファナの規制を緩和しスケジュールIIIへ変更
トランプ大統領がサイケデリック薬へのアクセス拡大に関する大統領令に署名した数日後、米国司法省は、大統領が12月に署名した大統領令に従い、医療用マリファナに対する規制緩和に踏み切りました。
Todd Blanche司法長官代行は、1961年の国際条約である麻薬に関する単一条約に基づく権限を行使し、FDA承認済みのマリファナ製品および州発行の資格ライセンスを持つ医療用マリファナ製品を、これまでのスケジュールIからスケジュールIIIに分類変更しました。
Blanche長官代行は、「司法省は、アメリカ人の医療選択肢へのアクセスを拡大するというトランプ大統領の約束を果たしている」と述べ、このスケジュール変更が「この物質の安全性と有効性に関する研究を可能にし、最終的には患者により良いケアと医師により信頼性の高い情報を提供する」と説明しました。
特筆すべきは、この命令により、ライセンスを持つ医療用マリファナを扱う中小企業に対し、IRSコード280Eに基づく遡及的な税制優遇が適用される点です。
広範なマリファナ規制緩和への今後の動き
娯楽用製品を含むマリファナ全般の広範なスケジュール変更については、より長期的なプロセスが進行中であり、6月29日に公聴会が予定されています。このプロセスは麻薬取締局(DEA)が管轄し、公聴会と「告知および意見募集」のプロセスを必要とします。
DEAのTerry Cole長官は、「トランプ大統領とBlanche司法長官代行の指示の下、DEAは行政公聴会プロセスを迅速に進めており、これまで一貫性と監視が欠けていた分野にこれらをもたらす」と語りました。
迅速な行動の背景と業界の反応
司法省の迅速な行動は、サイケデリックに関する大統領令発表時の大統領執務室におけるトランプ大統領の「スケジュール変更をやるんだよな?」「ジョー、彼らはスケジュール変更を遅らせているんだ」といった、ジョー・ローガンとの会話における即席の発言がきっかけとなったようです。
National Cannabis Industry Association (NCIA) はこの動きを歓迎しつつも、スケジュール変更が業界全体に適用される必要性を強調しました。同団体は、今回の命令が「成人向け(娯楽用)事業者を除外しているため、同一の大麻製品を販売する企業が、州ライセンスの種類によって実質的に異なる扱いを受ける可能性がある」と指摘。また、医療用事業者が280Eの撤廃により一般的な事業経費を控除できる一方で、「市場の大部分は、重い課税モデルの下で運営を続けなければならない」と懸念を示しました。
元記事:Trump's DOJ reschedules medicinal marijuana, increasing access