ノボノルディスク社:GLP-1受容体作動薬「ウゴービ」は、過食の衝動を引き起こす「フードノイズ」を低減し、精神的健康を改善する可能性がある

Wegovyが「フードノイズ」を低減する可能性:Novo Nordiskのリアルワールド調査

Novo Nordisk社は、肥満治療薬Wegovy(セマグルチド)のリアルワールド調査により、食欲抑制効果だけでなく、「フードノイズ」(食事に関する執拗な思考)を低減する可能性が示されたと発表しました。フードノイズは、満腹時でも食事について考え続けることで、肥満の主要な要因となることがあります。

調査結果の概要

欧州糖尿病学会(EASD)で報告されたINFORM調査によると、Wegovy治療開始後、一日中食事について常に考えていた人の割合が46%減少しました。

調査開始前には被験者の62%がフードノイズを報告していましたが、治療中は16%に減少しました。

回答者の約3分の2(64%)が、Wegovy治療開始後に精神的健康が改善したと報告しています。ただし、この改善がフードノイズの減少によるものか、体重減少によるものかは現時点では不明です。

食事について考えすぎる時間の割合は63%減少し15%に、食事に関する思考が否定的影響を与える人の割合は60%から20%に減少しました。

  • 日常活動の妨げとなる食事に関する思考は、47%から15%に減少しました。

調査対象と今後の課題

この調査は、主に中年女性でWegovyを4ヶ月以上服用している550人の被験者を対象に実施されました。Novo Nordiskの幹部は、Wegovyが体重減少に加え、食事に関する破壊的な思考を鎮め、精神的健康をサポートし、より健康的な生活を可能にする可能性に期待を寄せています。

しかし、この調査には、GLP-1受容体作動薬の治療中止後にフードノイズが戻るかどうかについては含まれていません。減量薬の中止後に体重の約3分の2を1年以内に取り戻す可能性があるという研究結果も存在しており、この点は今後の研究で考慮されるべき課題となっています。

元記事:Study finds Novo's Wegovy turns down 'food noise'