バイエルの経口FXIa阻害薬アスンデキサン、虚血性脳卒中後の再発リスクを約4分の1低減

アスンデキシアン、虚血性脳卒中後の再発リスクを約25%低減

OCEANIC-STROKE研究の主要結果

  • Bayerの経口Factor XIa阻害薬アスンデキシアンが、虚血性脳卒中を経験した患者の再発リスクを約25%(26%)低減することが、OCEANIC-STROKE研究で示された。
  • この研究は、非心原性虚血性脳卒中または高リスクの一過性脳虚血発作(TIA)患者12,300人以上を対象に、既存の抗血小板療法に加えてアスンデキシアン50mg/日とプラセボを比較したもの。
  • フルデータは国際脳卒中会議(ISC)で発表され、プラセボと比較して二次脳卒中リスクが26%減少したことが明らかになった。

臨床的意義と今後の展望

  • アスンデキシアンは、以前の心房細動における第3相試験の失敗により将来が不透明であったが、今回の結果により規制当局への申請を進める道が開かれた。
  • 米国FDAは、二次脳卒中予防におけるアスンデキシアンに迅速審査指定を付与している。
  • 抗凝固療法で懸念される主要な出血合併症のリスク増加なしに、再発脳卒中リスクを26%減少させた点が特筆される。
  • さらに、心血管死、心筋梗塞(MI)、脳卒中の複合エンドポイント、および全死因、MI、脳卒中のリスクも低減した。

脳卒中予防の現状と新たな治療選択肢

  • 世界中で年間約1200万件の脳卒中が記録されており、その最大3分の1が再発である。
  • アスピリンやクロピドグレルなどの既存の二次予防策にもかかわらず、虚血性脳卒中患者の5人に1人が5年以内に再発し、2度目の発作では死亡リスクが急増する現状がある。
  • Bayerは、経口Factor XIa阻害薬カテゴリーで市場初を目指しており、Bristol Myers SquibbとJohnson & Johnsonのミルベキサンなど、他のFactor XIa標的薬も開発が進められている。

元記事:Bayer reveals data behind asundexian's stroke win