朝食を抜くと骨折のリスクが高まる、研究で指摘

朝食を抜くと骨折リスクが増加:日本の大規模研究が示唆

2025年8月29日、HealthDayが報じた研究によると、朝食は骨の健康にとって非常に重要であるとされています。8月28日にJournal of the Endocrine Societyで発表されたこの研究では、朝食を抜く人が骨粗鬆症による骨折のリスクが高いことが報告されました。

研究概要と主な発見

日本の奈良県立医科大学の中島弘樹博士率いる研究チームは、20歳以上の日本人92万7千人以上の健康保険請求データと健診データを分析しました。その結果、ライフスタイルと骨粗鬆症による股関節、腕、または脚の骨折リスクとの関連が調査されました。

調査結果から、以下の関連性が明らかになりました。

  • 朝食を抜くこと:骨粗鬆症による骨折リスクが18%増加
  • 喫煙:骨折リスクが11%増加
  • 遅い夕食:骨折リスクが8%増加
  • 朝食を抜き、かつ遅い夕食の場合:骨粗鬆症と骨折のリスクは23%に上昇

その他のリスク要因と栄養面での示唆

研究者らは、毎日のアルコール摂取、運動不足、睡眠不足といった他の不健康な習慣も骨折リスクを高めることを指摘しています。中島博士は、「これらの不健康な食習慣は、身体活動の不足、喫煙、不十分な睡眠といった他のライフスタイルリスク要因の蓄積と関連していることが判明した」と述べています。

また、朝食を抜く傾向のある人々は、ビタミンDとカルシウムの摂取量が少ない傾向にあり、栄養不足が骨粗鬆症のリスクに寄与している可能性が示唆されました。

結論

研究者らは、骨粗鬆症は生活習慣病であると結論付けています。「これらの結果は、骨粗鬆症と骨折の予防には、健康的な食習慣だけでなく、全体的なライフスタイル行動を改善するためのより広範な努力が必要であることを示唆している」と中島博士は述べています。

元記事:Skipping Breakfast? Beware Broken Bones, Study Says