FDA長官解任計画、ホワイトハウスが承認か

FDA長官マーティ・マカリー氏、解任計画が浮上 – ホワイトハウスが承認

ホワイトハウスは、米国食品医薬品局(FDA)長官マーティ・マカリー氏の解任計画に合意しました。これは連邦保健省内で次に起こりうるリーダーシップの変更となる可能性があります。報道によると、トランプ大統領は解任を承認したとされていますが、最終決定ではないという情報もあります。

解任の背景にある批判

マカリー氏は、トランプ大統領の同盟者、保健長官ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏の支持者、保守系メディア、製薬会社、および反中絶団体からの批判に直面していました。

  • Replimune社のメラノーマ治療薬の却下: FDAがReplimune社のメラノーマ治療薬を2度却下したことに対し、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の社説委員会などが批判。マカリー氏は、科学者が決定を下したと主張しています。このニュースを受けて、Replimune社の株価は16%上昇しました。
  • 中絶薬をめぐる対応: 昨年約束した安全性レビューの作成が遅れていることに対し、プロライフ団体からの圧力が高まっています。
  • フレーバー付き電子タバコ: トランプ大統領が2024年の選挙運動中に保護を公約していたフレーバー付き電子タバコの迅速な承認が進まないことに対し、トランプ大統領自身が不満を表明したと報じられています。

後任候補とFDA内部の混乱

ホワイトハウスは、暫定的な後任としてFDA副長官のカイル・ディアマンタス氏(食品部門責任者)を検討しています。正式な長官候補としては、元FDA長官スティーブン・ハーン氏と元暫定長官兼保健次官補ブレット・ジロワール氏の名前が挙がっています。

ケネディ長官とマカリー長官の下、FDAは高位の離職、幹部間の確執、政治化の告発、そして士気の低下に悩まされてきました。昨年1月以降、数千人の従業員が解雇や辞任により離職し、医薬品センターの所長も5人交代しています。医薬品を規制するFDAの2つの部門は現在、暫定的な責任者が率いており、元FDA首席科学者のジェシー・グッドマン氏は「専門知識と経験に多くの空白が生じている」と指摘しています。

マカリー氏はジョンズ・ホプキンス大学医学部の外科腫瘍医であり、医療費と現代医療の失敗に関するベストセラーを執筆し、ケネディ氏が支援する「Make America Healthy Again」運動の主要な提唱者の一人でした。

元記事:Trump Plans to Fire US FDA Chief Makary, Sources Say