メイン州で侵略性のアジアのマダニが初確認、米国最北東部での検出
2025年9月10日水曜日、侵略的外来種であるアジアのマダニ(Asian longhorned tick)がメイン州で初めて確認されました。これは米国におけるこの害虫の検出としては、最北東部に位置するものです。
発見の経緯と現在の状況
- このダニは7月にメイン州南部で採取され、メイン大学拡張ダニ研究所によって特定されました。
- メイン州での初の確認ですが、まだら熱などのダニ媒介感染症のリスクがあるため、専門家は状況を注視しています。
- ダニ研究所所長のGriffin Dill氏は、「この発見はメイン州における継続的なダニ監視の極めて重要な重要性を強調している」と述べています。
- アジアのマダニは2017年にニュージャージー州で米国初の確認が報告されて以来、主に米国東部の20以上の州で報告されています。
- 研究者たちは、ペット、家畜、野生動物を介してダニが拡散していると推測していますが、正確な侵入経路は不明です。
- メイン州で発見された個体は幼体であり、まだ繁殖能力はありませんでした。その後の地域での追跡調査では、追加のダニは発見されていません。
懸念されるリスクと特徴
- このダニは、牛、ペット、さらには人間を含む幅広い宿主から吸血します。このため、公衆衛生と家畜の両方にとって懸念が高まっています。
- 多くのダニ種とは異なり、メスのアジアのマダニは交尾なしで繁殖できる(単為生殖)と研究所は説明しており、これにより1匹のダニが全く新しい個体群を確立する可能性があります。
- 研究者たちは、米国におけるこのダニの病原体拡散能力を現在も評価中です。
- これまでのところ、北東部においては、ライム病などの感染症を媒介することで知られる黒脚ダニ(シカダニ)が、主要なダニ媒介疾患の脅威であり続けています。
元記事:Invasive Asian Longhorned Tick Confirmed in Maine for the First Time