大多数の家庭医が診療時間外の事務作業に苦慮

家庭医の事務負担に関する調査:75%以上が重い負担を経験

概要

2024年の専門医認定アンケートデータを用いた横断研究により、家庭医の多くが多大な事務負担を抱えていることが明らかになりました。回答した8419人の家庭医のうち、75%以上がかなりの事務負担を経験しており、特に外部医療情報の追跡、事前承認の管理、時間外の文書作成が課題となっています。

主な調査結果

事務負担の現状:

約77%の医師が少なくとも1つのかなりの事務負担を報告しました。

「トリプル負担」(2つのタスクでかなりの労力と、少なくとも3時間の夜間文書作成)を経験している医師は15%に上りました。

負担軽減に有効な要素:

外部医療情報取得に対するスタッフからのサポートに満足している医師は、情報追跡にかかる労力が有意に減少していました。

スタッフのサポートと電子カルテ(EHR)のテンプレートを使用している医師は、時間外の文書作成にかなりの時間を費やす可能性が低いことが示されました。

効果が限定的だった要素:

電子カルテを用いた事前承認の完了は、事前承認の負担軽減とは関連がないことが判明しました。

提言

研究者らは、「トリプル負担」を抱える15%の医師に対処するためには、相互運用可能なインフラストラクチャ、合理化された事前承認プロセス、および拡張可能な文書作成サポートへの的を絞った投資が必要であると指摘しています。

研究の詳細

研究方法: 2024年の専門医認定アンケートデータを使用した横断研究。

対象者: 8419人の家庭医(女性46%、50歳未満60%)。

  • 発表: 2026年8月4日にJournal of General Internal Medicineにオンライン公開。

元記事:Most Family Physicians Struggle With After-Hours Admin Work