NICUにおける新生児ナースプラクティショナー(NNP)のワークロード要因と軽減策
背景
レベルIV新生児集中治療室(NICU)で働く新生児ナースプラクティショナー(NNP)のワークロードに関する研究が実施されました。この研究は、NNPのワークロードの主要な要因と、それを軽減する要素を特定することを目的としています。
研究方法
この質的研究には、2つのレベルIV NICUに勤務するNNP 32名が参加しました。NNPの経験年数は1年から28年と幅広く、いずれも大規模な学術医療センターに併設されています。
研究者らは、NNPの通常の勤務シフトを観察し、その後、ワークロードの障壁と促進要因に焦点を当てた30分間の仮想半構造化インタビューを実施しました。データ収集には、ワークシステム関連要因を記録する構造化セクションと、手書きメモ用の非構造化セクションを持つツールが用いられ、メモとインタビューはセッション後に転写されました。
主要な知見
NNPのワークロードを増加させる主な要因は以下の通りです。
競合するタスク要求
臨床医との連携不足
非緊急の問題による頻繁な中断
夜間や週末の補助サポートの不足
経験豊富な登録看護師の不足
予期せぬ入院や複雑な退院
患者の重症度増加
スタッフ不足による患者担当数の増加
一方、ワークロードを軽減する促進要因としては、以下が挙げられました。
担当医やフェローとの良好な人間関係
協力的な同僚
効果的なタスク委任
経験豊富な登録看護師の存在
- フレックスナースプラクティショナー、薬剤師、栄養士などの十分なサポートスタッフ
実践への示唆
本研究は、ワークロード管理における具体的な障壁を特定することで、NICUにおけるNNPのワークロードを軽減するための的を絞った介入の可能性のある主要な領域を明確にしました。また、NNPチーム内でワークロードを頻繁に緩和する促進要因も明らかにされています。
限界
本研究は定性的な観察デザインであり、客観的なワークロードやアウトカム指標に対しては検証されていません。
元記事:Work System Factors Affect NICU Nurse Practitioner Workload
