2剤療法レジメン、HIV治療で3剤療法レジメンと同等の効果を示す – Medscape

2剤療法レジメン、HIV治療で3剤療法レジメンと同等の効果を示す – Medscape

HIV未治療患者における2剤レジメンと3剤レジメンの比較:HIV-1リザーバー、炎症、免疫回復への影響

研究概要

HIV未治療患者において、2剤レジメンであるドルテグラビル/ラミブジン(DTG/3TC)が、3剤レジメンであるドルテグラビルとテノホビルアラフェナミド/エムトリシタビン(DTG+TAF/F)と比較して、HIV-1リザーバーの減少、炎症マーカー反応、および免疫回復の改善において同等の有効性を示すか評価するため、第4相多施設共同試験が実施されました。

方法論

血漿HIV-1 RNAレベルが5000~500,000コピー/mL、CD4+ Tリンパ球数が200細胞/μLを超えるHIV感染者66人が登録され、DTG/3TC群またはDTG+TAF/F群にランダムに割り付けられました。主要評価項目は、12ヶ月および24ヶ月時点でのCD4+ T細胞に関連するHIV-1 DNAおよびRNAレベルの変化でした。

主要な結果

HIV-1リザーバーの減少: CD4+ T細胞内の無傷なHIV-1 DNAレベルは両治療群で同様に減少し、欠陥のあるHIV-1 DNAも同等の減少パターンを示しました。

免疫活性化と炎症: 最初の6ヶ月間で、CD4+およびCD8+ T細胞の活性化と増殖は両群で同等に減少し、その後安定しました。また、インターロイキン(IL)-1ベータ、IL-6、TNFアルファ、インターフェロンガンマ、sCD14、sCD163を含む血漿炎症マーカーレベルも両群で有意かつ同等に減少しました。

  • 免疫回復: CD4+とCD8+ T細胞の比率で評価される免疫回復は、両群で同様に増加しました。

結論

このランダム化臨床試験の結果は、HIV未治療患者においてDTG/TAF/Fを開始した場合とDTG/3TCを開始した場合で、2年間の追跡期間を通じて、精製されたCD4+細胞におけるHIV-1リザーバーの減少、CD4+およびCD8+の表現型変化、血漿炎症マーカー、または免疫回復に差がないことを示唆しています。

制限事項

本研究の対象集団は主に白人男性であり、女性の参加は少なかったです。

元記事:Two-Drug Regimen Matches Three-Drug Regimen in HIV Care