男性型脱毛症(AGA)に対するミノキシジル内服薬:2.5mgと5mgの有効性は同等 – Medscape – 2025年9月19日

経口ミノキシジル2.5mg/日と5mg/日:男性AGAにおける有効性を比較

研究目的と方法

男性型脱毛症(AGA)の男性を対象とした無作為化臨床試験において、低用量経口ミノキシジル2.5mg/日と5mg/日の毛髪密度増加効果が比較された。ブラジルの単一施設で実施されたこの二重盲検試験には、Norwood-Hamiltonステージ3Vから5VのAGAを持つ25歳から55歳までの男性100名が参加し、92名が研究を完遂した。参加者は2.5mgまたは5mgの経口ミノキシジルを24週間毎日服用する群に1:1で無作為に割り当てられた。

主要評価項目は頭頂部の非軟毛密度の変化であり、副次評価項目には総毛髪密度の変化、全体的な写真評価、および有害事象が含まれた。

結果

24週時点での結果は以下の通りである。

  • 非軟毛密度: 2.5mg群と5mg群の間で有意な差は認められなかった(平均差0.9本/cm²; P = .403)。
  • 総毛髪密度: 両群間で類似しており、有意差はなかった(平均差3.6本/cm²; P = .078)。
  • 皮膚科医による写真評価: 両群間で同様の臨床的改善率が示された(2.5mg群で64% vs 5mg群で62%; P = .386)。
  • 自己申告による改善: 5mg群でより高い改善が報告された(92% vs 84%; P = .009)。
  • 有害事象: 特に足浮腫めまいが5mg群でより頻繁に発生した(P = .024)。心拍数や収縮期・拡張期血圧に有意な差は報告されなかった。

結論と臨床的意義

研究著者らは、「経口ミノキシジル2.5mg/日は、男性AGA治療において5mg/日と同等の有効性を示し、より良好な安全性プロファイルを持つ」と結論付けた。これらの知見は、2.5mg/日を臨床診療における合理的な開始用量として支持するものである。

制限事項

本研究の制限には、単一施設でのデザインと短い追跡期間が含まれる。

資金と開示

本研究は資金提供を受けておらず、著者らは利益相反がないことを表明している。

元記事:Oral Minoxidil 2.5 mg vs 5 mg: Similar Efficacy for AGA