Bavarian Nordic、買収提案の受け入れを改めて推奨
デンマークのバイオ医薬品企業であるBavarian Nordicは、投資コンソーシアムInnosera ApSからの買収提案を株主に受け入れるよう再度推奨しました。同社は、更新された条件が「公正かつ魅力的」であると述べています。
提案内容と株主の反応
当初の提案は1株あたりDKK 233でしたが、一部の株主、特に最大の株主である年金基金ATP、Industriens Pension、AkademikerPensionによって拒否されました。これらの反対株主は、提案価格が現在の戦略下での会社の価値を反映していないとし、長期投資家として残ることを望んでいます。
これを受け、Innosera ApS(Nordic CapitalとPermiraが主導するグループ)からの提案は1株あたりDKK 250(約39ドル)に引き上げられました。しかし、ATPは改善されたこの提案もすぐに拒否したと報じられています。最初の提案は昨日期限切れとなり、期限までに約4分の1の株主しか合意していませんでした。
取締役会の推奨理由と将来の展望
新しい提案の期限が11月5日に迫る中、Bavarian Nordicの取締役会は改めて声明を発表。Luc Debruyne会長は、提供期間の延長と価格引き上げを受け、会社の基本的な価値と買収提案公表前の長期的な株価水準を考慮し、引き続き株主に提案を受け入れるよう推奨すると述べました。
取締役会は、会社が独立して価値を提供できるか、売却後に提供できるかを検討した結果、Innoseraの提案が「株主およびBavarian Nordicの将来の成長と価値にとって魅力的」であり、現在の成長戦略を「加速」できると結論付けています。
コンソーシアムは、事業がより大規模なワクチン会社と競争できる規模に到達し、よりバランスの取れたポートフォリオを構築することを目指しています。これには、多額の追加資本を必要とする標的を絞った買収が含まれる可能性があります。現在、Bavarian Nordicは主に旅行用ワクチンに注力しており、一部の国でパートナーに代わってワクチンを販売しています。この取引が成立すれば、Nasdaq Copenhagenに上場している同社は非公開化される予定です。
元記事:Bavarian Nordic urges investors to accept takeover offer
