更年期における消化器系の問題が一般的であることが判明
更年期は通常、ホットフラッシュ、寝汗、記憶障害と関連付けられますが、新しい研究により消化器系の問題もこのライフステージで看過されがちな課題であることが示唆されました。
研究結果の概要
英国の女性約600人(44歳から73歳)を対象とした調査で、94%が消化器系の問題を報告しました。
そのうち82%が、これらの問題が更年期中に始まったか悪化したと回答しました。
最も一般的な症状は以下の通りです。
膨満感 (77%)
便秘 (54%)
胃痛 (50%)
逆流性食道炎 (49%)
半数以上(55%)の女性が、これらの症状が日常生活の質に著しい、または定期的な影響を与えていると報告しました。
しかし、わずか33%の女性しか過敏性腸症候群の正式な診断を受けていませんでした。
約半数(53%)が専門的サポートを求めましたが、そのうち58%が不十分だと感じていました。
専門家からのコメント
主任研究者である登録栄養士のナイジェル・デンビー氏は、「中高年期の消化器系の健康問題はしばしば軽視されるが、今回の研究はそれらが広範囲にわたり、女性にとって影響が大きいことを示している」と述べ、医療従事者に対し、適切な質問をし、女性の経験を認め、より良いサポートと治療選択肢を提供するよう促しています。
更年期学会の医療ディレクターであるステファニー・フォービオン博士は、「ホットフラッシュ、寝汗、気分の変化といった症状は更年期症状として広く認識されているため、同時に起こりうる消化器系の問題の重要性を見落としたり、過小評価したりしがちだ」と指摘しました。
留意点
なお、医療会議で発表された知見は、査読付きジャーナルに掲載されるまでは予備的なものと見なされるべきです。
