CDCの禁煙広告、13年で終了

CDCの禁煙広告、13年で終了

CDCの禁煙広告「Tips From Former Smokers」が13年間のキャンペーンに幕

米国疾病対策予防センター(CDC)は、13年間続いた禁煙広告キャンペーン「Tips From Former Smokers」を9月末で終了します。このキャンペーンは、数百万人のアメリカ人が禁煙する手助けをしてきました。

キャンペーンの成果と影響

2012年に開始されたこのキャンペーンは、喫煙による悲惨な健康被害を実体験に基づいて紹介し、800-QUIT-NOWヘルプラインなどの無料リソースへと視聴者を誘導しました。RTI Internationalによる独立調査では、広告放映中に禁煙支援電話への通話が急増し、休止中は急減することが示されています。

成功事例: 40年以上喫煙していたレスリー・アリソン=シーイ氏は、2014年に血を吐き、医師の勧めで禁煙。ニコチンパッチと禁煙支援、コーチの助けを得て、11年以上禁煙を続けています。

統計的効果: 2012年から2023年の間に、このキャンペーンは数百万人の禁煙試行100万人以上の長期禁煙につながりました。また、喫煙関連疾患の予防により、数十億ドルもの医療費削減にも貢献しました。

キャンペーン終了の背景と懸念

しかし、CDCの慢性疾患プログラムの広範な再編の一環として、このプログラムへの資金提供が削減されました。新たな支援がなければ、この広告(同機関の最も効果的な公衆衛生ツールの一つと広く認識されている)は、現在の契約満了とともに終了します。

キャンペーンに携わったCDC職員は、「これは予算削減や政府の効率化のためではない。『Tips』キャンペーンの終了は、人々の命を奪い、アメリカの納税者に数百万ドルの医療費を負担させる決定だ」とCBS Newsに語っています。

公衆衛生専門家は、CDCの資金に依存している多くの州の禁煙支援サービスが、サービスを縮小したり、完全に閉鎖したりする可能性があると警告しています。広告や無料のコーチング、ニコチン代替療法へのアクセスがなければ、タバコをやめるために必要な助けを得られる人が減ることを専門家は懸念しています。

禁煙を希望する方へ

喫煙していて禁煙を希望する方は、800-QUIT-NOWに電話するか、州の禁煙支援サービスを訪れてください。通話は無料で、5分もかかりません。

元記事:CDC’s Anti-Smoking Ads Set to End After 13 Years