オックスフォード・バイオメディカ、EQTからの買収提案について予備的協議を開始

Oxford BioMedica、EQTからの買収提案を受諾し予備交渉を開始

英国の細胞・遺伝子治療(CGT)製品開発・製造受託機関(CDMO)であるOxford BioMedicaは、プライベートエクイティグループEQTから現金による買収提案を受け、現在予備交渉に入っていることを確認しました。このニュースを受け、Oxford BioMedicaの株価は15%上昇し、年初からは3分の1以上値上がりしています。

好調な業績と戦略的拡大が注目される

Oxford BioMedicaは、CGT製品の開発と製造に特化しており、堅調な収益成長と豊富な受注残を享受しています。これは、米国での戦略的拡大や、2024年のABL Europe買収(1,500万ユーロ)に一部起因しています。昨年9月の中間決算では、収益が44%増の7,300万ポンドを超え、クライアントからの受注は1億4,900万ポンドと倍増しました。

その後、同社は米国での生産能力構築戦略の一環として、北カロライナ州に商業規模のウイルスベクター製造施設を340万ポンドで買収し、今年第1四半期に稼働予定です。

EQTの過去の提案と市場の動向

EQTは、Oxford BioMedicaの強い成長率に注目しており、過去にも買収提案を行っていましたが、当時の評価額が低すぎると判断され拒否されていました。現在、Oxford BioMedicaの企業価値は約10億ポンドと評価されています。

最近の市場トレンドとして、投資グループが公開されている欧州企業を非公開化し、比較的割安な欧州株から利益を得ようとする動きがあると報じられています。

今後の見通し

Oxford BioMedicaは、最終的な買収提案が確実に行われる保証はなく、また提案内容が受け入れ可能な条件であるかどうかも不透明であることを強調しています。英国の規制に基づき、EQTは英国時間2月11日午後5時までに具体的な提案を行うか、買収を進めないことを発表する必要があります。

元記事:Oxford BioMedica confirms private equity takeover talks