Generate Biomedicines、IPOで4億ドル調達、今年最大のバイオテック上場を達成

Generate Biomedicinesが4億ドルのIPOを完了:今年最大のバイオテック上場

Generate Biomedicinesは、4億ドルという驚異的な資金調達を達成し、今年Nasdaqに上場したバイオテック企業としては最大規模のIPOとなりました。

AIを活用した創薬プラットフォームと提携

投資グループFlagship PioneeringによってインキュベートされたGenerateは、AIを活用してヒトタンパク質の三次元構造、特にその折りたたまれ方を解明し、機能の特定や薬物設計を行います。このプラットフォームにより、ノバルティスとは最大10億ドル以上、アムジェンとは最大19億ドルの提携を締結しています。

IPOの詳細と市場動向

IPOでは、予測範囲の中央値である1株16ドル2,500万株が販売されました。この上場は、2024年と2025年の低迷を経て、2026年が市場の回復期となることを示唆する米国での新規上場の流れを継続するものです。株式は「GENB」のシンボルで取引が開始されます。

調達資金の使途:主要パイプラインGB-0895の開発

Generateは、調達資金のうち約3億ドルを、リード候補であるGB-0895の開発に充てる計画です。GB-0895は、既存療法で症状が十分にコントロールされていない重症喘息患者を対象とした、持続性抗TSLP抗体です。

  • SOLAIRIA-1およびSOLAIRIA-2という2つのフェーズ3試験が12月に開始され、約1,600人の患者を対象に、GB-0895の年2回投与とプラセボを比較します。
  • Generateは、競合する既存の生物学的製剤(アムジェンのTezspire、サノフィ/リジェネロンのDupixent、GSKのNucalaなど)が月1回投与であるのに対し、年2回投与という投与頻度で差別化を図ることを期待しています。
  • 市場に投入された場合、GSKが最近承認した年2回投与のIL-5阻害剤Exdensur(depemokimab)と競合することになります。

残りの約1億ドルは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者を対象としたGB-0895の進行中のフェーズ1b試験の完了、および2つの癌治療薬(MMAE指向性抗体GB-4362とMUC16標的細胞療法GB-5267)のヒト試験への移行に充当されます。

最近のバイオテックIPOの好調

Generateの資金調達は、今年に入ってからのEikon Therapeutics(3億8,100万ドル)、AgomAb Therapeutics、Aktis Oncology(3億1,800万ドル)、Veradermics(2億5,600万ドル)など、一連のバイオテック企業によるNasdaqでの好調なデビューに続くものです。

元記事:Generate's IPO gets over the line, raising $400m