ライフサイエンス分野で巨額の資金調達が相次ぐ
Syneron Bioがマクロサイクリックペプチドで急成長
中国のスタートアップであるSyneron Bioは、競争の激しいマクロサイクリックペプチド分野での地位確立を目指し、わずか4ヶ月でシリーズAに続くシリーズBで1億5,000万ドルを調達しました。同社は、小分子とバイオ医薬品の間のギャップを埋める新たな治療モダリティとしてマクロサイクリックペプチドに注目しており、AIを活用したハイスループット創薬プラットフォーム「Synova」を用いて、従来の設計アプローチでは困難だったタンパク質標的に対する薬剤候補を開発しています。現在、すべてのプログラムは前臨床段階ですが、この資金により臨床段階への移行が加速されます。昨年にはアストラゼネカとの間で、稀少疾患、自己免疫疾患、代謝性疾患に焦点を当てた提携を結び、7,500万ドルの前払い金と最大34億ドルのマイルストンを獲得し、シリーズBにも参加しています。
その他の主要な資金調達ラウンド
- Sidewinder Therapeutics: 肺がん向け二重特異性抗体薬物複合体(ADC)候補「SWT019」の臨床試験を来年開始するため、1億3,700万ドルのシリーズBを完了しました。腫瘍細胞上の受容体共複合体を標的とするアプローチが特徴です。
- Stipple Bio: 腫瘍特異的抗原を標的とするADC「STP-100」の臨床試験を来年開始するため、1億ドルの資金を調達しました。同社の「Pointillist」プラットフォームは、腫瘍特異的な細胞表面エピトープを特定します。
- Life Bio: 細胞若返り専門企業であり、非動脈炎性虚血性視神経症(NAION)と開放隅角緑内障の2つの眼疾患において、損傷した細胞の健康を回復させる「ER-100」のフェーズ1試験を完了するため、8,000万ドルのシリーズBを追加しました。
- SonoNeu: 新しい非侵襲的治療プラットフォーム「ソノジェネティクス」の開発を目指し、米国保健先端研究計画局(ARPA-H)プログラムから4,130万ドルの資金を獲得しました。この技術は、特定の細胞を超音波応答性タンパク質でタグ付けし、超音波で遠隔操作することを可能にし、末梢神経障害への応用が期待されています。
元記事:Syneron raises $150m for macrocyclics, and other financings